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DANZEN さんの日記

 
2021
12月 18
(土)
12:03
おしえるないよう
本文


数学では 40点以下の 中3生が増えている
今日した テストの 片隅に 書いていた
だけども 問題は 今日の雪 靴がない


半世紀前の歌だと誰も分かんねぇなー。アンドレカンドレ改め井上陽水「傘がない」です。

歌はすべて昨晩のことです。
帰ろうと思ったらすごい雪でしたねー。出勤時から信楽の山中に雪が舞っていたので帰りは廻り道だなぁと考えていたのです。

そうしていざ帰ろうと思ったら吾輩の靴がない。


???


色々探し回るもどこにもないのです。普段はサンダルで来ることが多いのですが、本日は防火管理者講習に出向いていたので間違いなく靴で来ているのです。
しかし誰かが間違えて履いて帰るような靴でもないし、、、


そうか、冒頭にあるように数学の確認テストのあまりの点数の悪さに吾輩を逆恨みして


「隠したやがったな!」


この時期になると中3生に対しての授業の仕方が変わります。
流石に今までのように「理解していないで使う公式ほどアンポンタン製造に適した手法はない!」などと言ってる場合でもなく、得点を取るために公式を積極的に使う授業に変わっております。

限られた時間で公式を使える場面で積極的に使っていかねば解き切れない、見直せないという演習を繰り返すのです。

勿論トップ進学ゼミですからその中に「公式に辿り着く考え方」が必要な問題も混ぜ込みます。
つまり、「これは公式」「これはその元となる考え方を使う」そういう判断を行いながら解いていってもらうのです。
解き方の訓練ですね。

そうするとやり直し時に吾輩の解いた跡が残った問題用紙が大人気なのです。それをコピーしてくれぇ!と行列が。

さぞ素晴らしい問題用紙なのかと思うでしょ。
書き殴っている本人が言うんだから間違いないんですが、むっちゃ乱雑です。
ところどころ読めないです、自分でも。 およよ。

それでもそれをヒントに「適した解法で正解に辿り着いてやろう」という気概がいいですね。
そういう気概がないと「読めねぇよ、いらねぇわこんな落書き」となる筈です。 これほんと。

「え、そう解くの?」毎年この時期になると出てくる声です。とても大事。解き方はいろいろあるのです。正解すればいいってもんじゃない。


吾輩の書き殴った用紙を見た生徒が質問に来ます。
「先生、これはどういうことですか?」って。
健気でいいですねぇ。

応える私、
「うーん、先週解いたやつやから忘れてもうたなぁ。どれどれ、どこの部分?」
と自分の書いた跡のどの部分かを確認するのです。

「うーん。読めんなぁ。もう一回解いてみるわ。ちょっと待って。」 あかんやん。。。

何やってんだろ。。。

生徒の質問が悪いのです。
「これはどういうことですか?」じゃなくて、「なんて書いてあるのですか?」と聞くべきです。

あ、でも、解き直したやつ見せても「やっぱり分からんです」って言ってくるので合ってるのか。

アホな光景だ。


しかしこの光景の先に未来があるのですね。それは間違いありません。

これは中3生だけでなく、中2生も分かっておるようなのですよ。

中2の居残り時間でのこと。

生徒「期末テストで450点オーバーが10人もおらへんかってん!」
吾輩「で、あんたがたは当然そこに入ってるのよね?」
生徒「いぇーい!」
吾輩「あんたらが入るのに10人未満ってヤバいでしょ。まぁ、ええわ。で、うちの生徒は何人くらい入ってるの?」
生徒「私たちでしょ、Iくんに、Sくんに、、、」
吾輩「半分以上占め取るやん。割合から行くと君らの学校は40人も居らんのか?」

この流れでいつもの
「もっと生徒はいるんだけどトップに行かずに他塾へ行っている」を引き出しぃの
「あんたらの営業努力が足らーん!もっと友達連れてきて(土下座泣)」になるわけです。
おっさん、必死なのです。(笑) もとい (半泣)


そうしたら他塾の話になりまして、

生徒「もう中3で習う半分以上の単元終わってるらしいねんでー」と。

これは吾塾への批判が来るのか?と先手を打って
「原則として先の学年の内容をやらない」というトップの方針を説明します。(3学期の後半は行うことがありますが)

そうしたらそれは分かっているようで「先に進めるのではなく、じっくり深くやる方が大事やと思うねんなぁ。今の確認テスト、多分あいつら解けへんで」と生徒が言うではないですか。素晴らしい。

ま、解けないかどうかは知らんけど。

「数学なんて、かなり深いもんなぁ」って言ってくれるではないですか。

公式使うだけでサクサク解ける「上位から難関私学」
公式を使わせたくない、その過程を問いたい「公立」
公式を使うだろうことを前提に、でもそれを蹴散らしてくる「最難関私学」

公式の導出に拘っていれば基本的にどれも対応可能なのです。それをちゃんと理解してくれているのが嬉しいですね。

確認テストは
「公式を使わせたくない、その過程を問いたい公立」
「公式を使うだろうことを前提に、でもそれを蹴散らしてくる最難関私学」
をそれぞれ改造して出題することが多いですね。見抜いておるなぁ。



そうそう、靴なんですが、ありました。


今朝作業をしに倉庫に寄ったらこんな感じで置いてありました。

昨日、ねむーい講習会受講を終えて授業セットを取りに倉庫に寄ったときに靴を脱いでスリッパに履き替えて校舎へ向かったようです。

あほなのか?


さて、これから中3生の最後の実践講座解説に向かいます。
2学期に全10回。朝から5科目テスト。昼から解説とやり直し。今年もこれが最後だなぁ。こんだけやったんだから力はグイーンとついております。

確認しに いってきまーす!

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