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DANZEN さんの日記

カテゴリー [生徒達] 
 
2020
12月 4
(金)
13:58
想定問答集
本文

定期テスト対策が始まる直前のこと。うちの奥さんがぎっくり腰になってしまったのでした。
1歳になった三男をお風呂に入れようと無理な姿勢で抱え上げた瞬間、経験したことのない痛みで動けなくなったそうな。
もちろんDANZENはお仕事中で家には居りません。

訳も分からず裸のまま動き回る三男に服を着せるだけでも大変だったそうな。

そんな訳で対策中はできるだけ早く帰宅させていただいておりました。漸く(ようやく)普通の生活が送れるようになってきたのでまたバリバリ居残りに付き合おうと思います。イヤァ!という生徒の声は無視します。

期末試験も終わりましたね。また結果については塾長特急か快速急行か、はたまた鈍行かでお知らせしてくれるんではないでしょうか。

塾長鈍行だったら結果は推して知るべし。タイトルだけで良いかもしれない。塾長リニアであることを期待しておきます。

昨日GH校に到着するや否や、中学2年生の女子生徒が二人駆け寄ってきて、理科の点数が90点やった!4科目返ってきて、全部今までより上がってるねん!と。もう一人は私は理科が98点やった!と報告してくれるではないですか。

人体と動物の仲間分けという覚えることがいっぱいある単元に、電流の計算(オームの法則)が組み合わさった下のクラスの生徒には酷な範囲ではありましたがよく頑張りました。

で、その日はその生徒たちの理科のクラスではなく、同学年で上のクラスの数学の授業だった訳です。

大体中学2年生のこの時期というのは、学習が難しくなってきたことによるものと中学生活が楽しくなってきたことによる中弛み(なかだるみ)というものに襲われてるものなんですよ。
そして定期テストが悪くはなくても、決して良いわけでもなく、それでいて反省する気力もなく、目の前のクリスマスにお正月とイベントに想いを馳せて(はせて)、心ここに有らずで居るもんなんです。

ですから大体2学期末定期テスト明けの一発目の授業は気合いを入れ直させる必要があるわけです。

「ぼんやりしやがって、あと1年だぞ!中3生を見てみろ。今、必死になって自習にきて勉強しているやろ!焦ってんねん。でもそれはみんな焦って必死で取り組んでるんやから、並大抵の勉強量では偏差値は伸びへんねや!偏差値は言い換えれば順位や。順位を上げるには前にいる人を抜かないといけない。抜くには勉強するしかない。でも、そいつも抜かれまいと必死。大変なことやねん。でもやらなしゃーない。」

「だから、今しろ!今ならやっただけごぼう抜きできる」

まぁ、こんな話を必ずするわけです。

大体こちらがこういう話をすると素直で可愛いうちの生徒たちは「ハッ!」として襟(えり)を正してくれるもんなんです。そういう心の機微(きび)を感じたところで

「そういうわけで、今年は点数もぱっとしないしサンタさんは卒業。おうちの人に言っといてあげます」

なんて言うと「いやいや、サンタは子どもの心に住むんです。年に一度の夢を壊さないでください」などと一端(いっぱし)の口を利き始めます。

「じゃあ、正月特番は無しな。そこくらい我慢して勉強せなね」と返すと

「何を言ってるんですか。来年は正月どころではなくなるって先生が言ったんじゃないですか。来年は楽しめない分、今年は楽しませてくださいよ!」って、ああ言えばこう言うのです。

だから、来年はやって当たり前で差がつかんのだから、今やれ!って話だろうってことを再度言うことはなく「分かった、分かった。その代わり冬期講習会が終わるまではメリハリつけて楽しむ、勉強するをどっちも全力でやってくれよ」と言うのです。

勿論、素直で可愛い生徒に戻り「はぁい。がむばりむぁーす!」と一件落着。

大体毎年こんな感じです。中2はこれで済ませて、と。
これを読んでいる中3生、分かりますね。年末気分味わってる場合ではないですぞ。抜くのは難しいけど、抜かれるのは超容易い(たやすい)時期というわけですからな-----。


そんなわけで上記の想定問答集に則って、今年もぶちかましたるわい!と気合いを入れて定期テストの結果を眺めておりますと、

「Aさん、2年になってからずっと数学100点やん!」
「Bさんもやん!」
「え、Cくんもか!」

ここで今回満点ではなく戦々恐々としているK君が「オマエが?」ってC君を見て言うではないですか。まぁ、確かに居残りの常連選手でよく小言を頂戴しているC君ではあるのです。
「それは失礼過ぎるやろ、で、K君は?」「・・・」無言。

「あら、Dさんもずっと満点か」
「Eさんは2連続満点で合計490点も前回とぴったり同じか」

11人の結果を眺めて5人もこんな生徒がいたら吠えれませんわね。他の6人も9割を切る生徒は誰も居ないわけで。

おじさんがキャイーンと小さく吠えて退散するのみでありましたとさ。

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