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DANZEN さんの日記

カテゴリー [日常] 
 
2008
4月 14
(月)
16:52
休日の過ごし方
本文
久しぶりに休日らしい過ごし方をしてみようと映画館に行って参りました。

えー、そうですよ、独りでね。


2年ほど前にサウスバウンドという本を読みました。
主人公の父親が元過激派という設定で非常に楽しい本でした。
しかし私は60年前後の運動というものは全く知らない世代でありまして、いつか学ばねばなぁと思っていたのです。

そんな折、実録あさま山荘への道程という映画が上映されておるのを知りまして、見に参ったというわけです。


うーむ、凹んだ。
僕はぺたんこです。
そして彼らはオタンコナス。。。


それでも見て良かったと思いました。

中学生は大人と一緒に見に行って良いとも思いました。

映画は3時間オーバーの超大作です。
にも拘わらず(かかわらず)退屈になることもなく(人によっては前半は退屈かもしれないけど)見ることができました。

ただねー。
馬鹿!
馬鹿だ!
って言葉を何度心の中で呟いて嘆息(たんそく)を漏らしたか分からない。

ホント気分が滅入りました。
ホラー映画よりよっぽど恐ろしいし、怖いのですよ。

山岳ベースの話ではこれでもかって位に人が死んでいく、いや、殺されていく。
それも同志に。

ほとんどすべてが実話だってだけに、うーむと唸るよりほかありません。

いじめの構図。カルト集団。
権力を握る弱い者が自己保身に走るとどうなるか。
革命という甘美な(かんびな)言葉に盲目(もうもく)となり、何時しか本来の目的から逸脱し(いつだつし)暴走する。
色んなことが脳裏(のうり)を過ぎり(よぎり)ました。


彼らを全否定するつもりはありませんが、だからといってその行為は聊か(いささか)も肯定されるものではありません。

エリート大学生から高校生まで、若さは斯く(かく)も脆い(もろい)ものであったのかと切なくなります。

情熱を持つことと、それをエネルギーとして行動をすることは若者の大きな武器です。

特に大義名分を振り翳す(かざす)ときには知性のみならず理性が求められる。
その両立を翼ける(たすける)モノが勇気なのでしょう。


今の子供たちは情熱に欠けるなど様々に言われていますね。
でも、理性と知性を身につけて勇気さえ携えて(たずさえて)くれれば情熱に欠けていてもいいんですよ。若いときでなくても、必要なときに情熱は生まれてくる筈なんだから。

休日の過ごし方としては失敗でした。。。見終わった後のどよぉーん感はなんともはや。。。
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