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DANZEN さんの日記

 
2007
4月 24
(火)
22:28
親と子の関わり
本文
昨日は通勤途中にある畑にて「てんてん」君をお散歩させました。

そうすると用水路に3回もダイブしやがりました。
因みに前日の晩、風呂に入れたばかりです。

びしょびしょのまま畑をかけずり回るので泥塗れ(どろまみれ)。
絶対に車に乗せたくない!
捨て置こうかと思いました。

漸く(ようやく)赤ちゃん犬から子犬へと成長をし、様々なことを覚え始めてくれています。少しずつ世話が楽になってきたなぁと思っていたら前述の有様なワケですが。



さて、本日は小学4年生のお母さんからお電話がありました。

お子さんが日々のテスト結果を記録するノートに何も書かず「真っ白」なんですがどうしましょう!という内容でした。

どうやら他のお子さんのお母さんから「ウチは書いてるよ」と言われたらしく、お焦りになった様子。

非受験コースの4年生なんで、結論としては「想定内ですから大丈夫」とお伝えしました。
普通は出来てない子が圧倒的多数。でもその中にきちんと出来ている子がいる。
これが集団指導の面白いところだと思います。
出来る子を褒めて、出来ない子に出来る子の真似をさせていく。

個別に細かく指導をして「失敗」なく熟させて(こなさせて)いくのもいいのですが、自分で学べるところは自分で学べというのも有りでしょう。

もちろん指導者がその事を意識していることが大前提ですが。


恐らくその生徒はみんなの前で「あらぁ真っ白やん。いかんなぁ」と言われるのです。
ちゃんと出来ている生徒はポイントを貰ったり、ハンコを貰ったり、子どもとしては満更でもない気分にさせて貰い、件の生徒から羨望(せんぼう)の眼差しを集めて、益々良い気分。
それを横目に見ながら「あーあ、ちゃんとやっとけば良かったなぁ」と心の中で反省していると、我が輩が「ちゃんとやってない人はポイントも引かれるんだなぁ、可哀想だなぁ」と呟くのです。


だから意地悪だと言われるんだろうなぁ。。。


お母さんからのお電話なので、webにて得点を調べて記入しておいてくれたら「とりあえずは形になりますよ」と伝達をしました。


今頃叱られながら必死で写してるンかなぁ。


そのお母さんはこの駄文コーナーを熱心に読んでくれているようなのです。
ですから、「アホな親子ネタ」として載せないで下さいって頼まれました。

そうやって頼まれたら「はいそうですか」とはいかないのがDANZENクオリティーです。
というわけで書かせて頂きました。


でもね、全然「アホ」ではないですよ。
お母さんがちゃんと関わってくれているというのは嬉しい限りです。


本日は本校に6年生のお母さんが懇談の為に来塾され、親がどこまで関わって良いものだろうかと相談もされました。

小学生の間は関われるだけ関わったら良いと思います。
特に中学受験はどれだけ上手に親が関われるかというのも成功のための重要なファクターです。

勉強を教えるのが我々の仕事。
我々と親御さんをつなぐツールが、懇談であったり、上述した成績を記録するノートであったりするわけです。
そのツールをどれだけ使って頂けるか、意識して頂けるか、なのですね。


ワタクシは基本的に面倒臭がりなので、意味のないことはやりません。
トップ進学ゼミが提供している勉強以外のほとんど全てに「意味」があります。

その「意味」を意識して行動が出来ている生徒は伸びます。
ただ単に形だけを整えている生徒は伸びません。

丸暗記が成績を伸ばさないのと同じだと思います。

何事も最初に「意味」を考えながら習慣づけることが大切です。
それには週にほんの数時間しか顔を合わせない我々が関わるより、親御さんが上手に関わる方が何万倍も効果があるというモノです。
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