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DANZEN さんの日記
2006
11月
3
(金)
12:54
本文
今日は実力テストの日。
中間テストが終わったと思ったら実力テストなのであります。
そして実力テストが終わったらすぐに期末テスト。
中学生は大変ですね。がんばれがんばれ。
小学生も受験クラスは朝から実力テストに励んでいます。
6年生は今回の結果で最終的な判断を8割方決定させねばならない。
何といっても受験まであと2か月と半分となっているのですから。
こちらもガンバレガンバレ!です。
先日、中学2年生の男の子を泣かしてしまいました。
夏休みは一生懸命に頑張れていた子なんですが、学校が始まって垂れて(だれて)しまった。
中学2年生というのはこの2学期が最も大変なのです。
学校の行事に振り回されます。
クラブ活動に忙殺されます。
それに加えて、学習内容が一気に難化してきます。
子ども達は先輩を見て「来年は受験生だ。今は勉強よりも・・・」とか思っちゃうわけです。
そこに前述の勉強以外のことが伸し掛かってくる。
しかも、勉強は今までのように簡単には頭に入ってこない。
そりゃ、垂れますよ。普通の人間ならね。
ふと周りを見てみても一部を除いてみんな垂れてる。
赤信号みんなで渡れば怖くねぇべというよりは、朱に交われば赤という感じでしょうか、多々益々弁ずとはならんわけですね。これは普通の人である以上、ある程度は仕方がない。
我々は普通の生徒を扱っているわけです。これを放って置くわけには参りません。
中間テストも迫っているし、ここは一言釘を差しておかねばなるまい!と、もう1人の先生と2人でお話しをすることにしたのです。
伝えたことは「やらないといけない時にやらないのはダメ」ということ。
やれないんじゃないんですね。夏には出来ていたんだから。
ただ、やらないんですね。
それも確固たる意志を持ってやらないんじゃない。
なんとなくやらない。
それを繰り返すウチに本人は「やれてない」という実感から「やれない」という実感に変化していくのです。
彼は「夏には頑張っていたじゃないか。でも9月からは頑張れていないよね。で、今はやるべき時じゃないの」と言われて泣いてしまったのです。この間、数十秒。
正に「やれない」という実感に変化する直前だったのではなかったのかと思うわけです。
本人が一番分かっているわけですね。
その後、彼の表情は明るくなりました。
風邪を引いても頑張って勉強していました。
遅きに失した感もありますが、それは飽く迄中間テストに関してのこと。
まだまだ先は長いのだから、ね。
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