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DANZEN さんの日記
2011
3月
18
(金)
20:19
本文
まもなく2012年度の授業がはじまります。
今までの体制を一新し、各校舎に責任者を置くことに致しました。
本校は「新橋英明」こと「しんちゃん」
菜畑校は「相坂光広」こと「こっこー」
GH校は「前川美和」こと「じいさま」
が責任者となり、鋭意専心、生徒たちの成績アップに取り組んで参ります。
皆様宜しくお願い致します。
---UnderThisSeparatorIsLatterHalf---
ということでお役ご免のDANZENの運命や如何に?
色んな所(この業界や保護者の方々)で話をしていると、トップは厳しいとか、優秀な生徒ばかり通っているとか、私としては「そうなのか?」と思うようなことを言われます。というか、言われ続けてます。
教育業界の人と話すとき「平城(守山)以上に7割の生徒を送り込もうと努力してます。量より質ですから」と言いますと、「なるほど頑張ってるねー。進学塾やもんねー。」と返されます。
そして「どう?」とも聞かれます。
勿論毎年のように達成出来ているので「行けてますよ、毎年」と答えると「えーーっ、毎年っ?」と驚かれます。
この業界にいる人が驚くんだから『トップは厳しいとか、優秀な生徒ばかり通っている』というように巷の評価がなってしまうのは至極真っ当なのかもしれません。最近気が付きました。
今年の結果で考えてみます。県立トップ校といえば奈良は奈良高校、滋賀は膳所高校です。
今年は県立進学者の31名中10名がこのトップ校に進学です。
畝傍や郡山、彦根東などといった県立2番手校には7名が進学します。
私としてはホッと一安心。皆の希望が叶って良かったというのが正直な感想で「大躍進!」とかは思わない訳です。感覚がおかしいんでしょうね。もっと良い結果が出る年もあるわけですから。
更に書きますと、合格した生徒達を
「賢い!」とも思ってないわけでして。。。
いつも接しているとそういう変化が分からんわけですよ。賢くしていくのが仕事ですからどんどん問題が解けるようになっているのは分かっています。でも「賢くなってきた」であって「賢いっ!」ではないのですね。
今年のトップ校進学者10名の内、中学1年生からのお付き合いというのは8名なんですね。生徒は3年間頑張ってくれたわけです。この3年間、どう成長させようかと頭を悩ませてきたわけです。そして生徒はそれに答えて頑張ってくれた。
66 66 62 59 57 56 54 52
この数字、8名の中学1年生の4月の5科目偏差値です。最初から66を取ってくれている子に対してはさすがに「賢いっ!」という印象が持てます。しかし一方で50台の生徒は「キビシーッ!」と思っちゃうわけです。
トップ校などいうはおろか、塾の目標とするところだって頑張っていかねば!という状態です。
勿論、毎年のことですから「さぁ今年も頑張るべ、ちゃんとやってくれりゃあ成績は上がんぜよ」というノリではあるのですが。
とにかく最初の印象として「また今年も厳しいとこからスタートやなぁ」なのです。
で、毎年のことですが子どもはどんどん吸収するし成長する。賢くなっていきます。
でもずっと見ているこちらとしては、なかなか最初の印象が消えないのですね。賢くなってきたというのは分かっても「賢いっ!」って思えんのですね。
もしこの8名中の62以下の生徒6名が、中3の1月位に塾にやって来たとしましょう。
そしてトップ校に合格出来る偏差値67以上を見せつけて入塾しマースと言ってくれたら
「おースゲーーー!すげー賢い子達がやってきたぞ!」
と講師ルームは大騒ぎになるはずなのです。それは間違いない。
だからトップの生徒は賢いんですよ。僕らがそう感じないだけで。
小学生の時、中学1年生の時の出来具合(不出来具合?)について知ってる近所の人がいるわけです。同じ学校に居るんだから分かっちゃいますよね。
あんまり賢くなかったはずなのに、いつの間にか賢くなっている。
こういうのがチラホラだと「良かったねー」とかになるんでしょうね。でも、トップ進学ゼミの場合、毎年、毎年、そこそこの数の生徒がそういう変化をしてくれるわけです。
そうすると、
スパルタだー!知識の詰め込みだー!
と周囲で騒がれてしまうんですね。
どうもウチの風評というのはそういう形にして出来上がってるんだなぁというのが分かった次第です。
最後に一言だけ。
誤解だぁーーーーー!
ああ、スッキリした。っと。
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