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DANZEN さんの日記
2021
8月
23
(月)
16:38
本文
続きを書かねばということですが、その前に。
いよいよ夏休みも終わり。この夏、どれだけ成長してくれただろう?
中1のSクラスの生徒、まだまだ勉強の習慣が付かない生徒がチラホラ居ります。1学期では常習者であったKクン、早く塾に来て取り組む姿勢が見られるようになりました。なんで授業直前やねん!というのはもう少し成長を待ってから。立派な進歩です。
常に最下位で、そのおさぼりKくんにも勝てなかったYくん、課題だった計算が飛躍的にできるようになりました。合格点なんて夢のまた夢だったのに、この夏は合格点を取れるようになりました。すばらしい!
こういうのは本人も嬉しいのでしょうが、こっちもめっちゃ嬉しくなりますね。彼曰く、計算はRくんに教えてもらったからできるようになってん!とのこと。DANZENの存在意義ががが。
まぁいいんですよ、それで。夏前に上のクラスに上がったRくん、ありがとー。上のクラスに上がっても棒グラフが赤くなることもなく頑張ってくれております。
中3もお盆前に各自が自分の課題を認識して、塾にたくさん並んだテキストから弱点補強にぴったりのものをアドバイスを求めながら探しだし、じいさまに貸し出し許可をもらって一生懸命頑張ってくれたようです。
お盆が開けて、苦手単元の中級くらいまではできるようになったので上級用のプリントを下さい!とリクエストをしてくれる生徒もでました。テキストをやりきったらその先はプリントを作ってあげるよと言っておいたのです。たった1週間でやりきりましたか。大急ぎで作らなければばばば。
こういうのも嬉しい悲鳴です。苦手を一気に得意にしてやろうくらいの勢いです。素敵です。
そして中2、お盆明けは実力テストから始まりました。その結果がなんと数学のクラス平均が98.2点とな!
素晴らしすぎるではないですか。夏の間にお隣の子の答案が偶然見えたらそれは遠慮なく書き写して良いんだよ。偶然見えた風を装うにはギョロ目を駆使すれば良いんだよ。はい!ギョロ目体操イッチ、ニィ、サン!てなことを毎授業やった甲斐があったというもんです。お?
もう教えることはない!というわけもなく、先日はグラフの平行移動についてふかーく解説して、何言ってるか分からん、脳みそが限界を超えた、眠くなってきちゃった、鼻をかんだら脳みそがでた!など阿鼻叫喚の渦に。
このクラス、賢く見えるでしょ、点数だけ聞いたら。
とんでもないですよ。先日の理科の授業、生きた化石と言われるほど古くから存在するものを選べという問題で、ほぼ全員がメタセコイアを選べておりました。答え合わせの時に面白くないなぁと他の選択肢の「リンゴ」を正解として発表してやったのです。ザワザワとするので、旧約聖書に載ってるくらい古いんやで、宇宙まで作ったとされる神様云々かんぬん。。。で、黙らせて、ちょっと落ち着いたところでやっぱり正解はメタセコイアな、って言ったら「えー!」との抗議が。信じていたようです。。。
理科の平均は88.3とまだまだですから、真面目に授業したらんといかんようです。ちぇっ。
これを書いている左腕が痛い。コロナワクチンの副反応です。全国民の7割が接種、なんとか間に合って欲しいなぁという願いも虚しく新学期です。休校とかになるかもしれませんね。塾でも生徒を含めて、いつ誰がかかってもおかしくない、そしてそれはもう誰も責められないところまで来ていると思います。またオンラインになるかもしれませんね。それはそれで頑張ってやっていきましょう!
さて、前回の続きをば。
あたまのなかに
ゆびが100ぽんあるおててを
2つよういして
その100本のゆびをおってめっちゃはやくかぞえる
という就学前のお子さんのことを書きました。
そして、
むりじゃー
と吠えました。
しかし本当に無理なのか?ということを考えないといけないですよね。だって、その子は出来てるんだから。
出来っこねぇ!と思っていると、出来ないのは100%間違いない事実です。無理って言ったらそこでお仕舞い、と一緒です。
ドラムをやってる人なんかは両手両足がバラバラに動きます。あんなん出来っこねぇのです。普通は。
でも、出来るようになる人が居る。
手の指が5本ではなくて10本あると強くイメージしてみる。そしてそれを数字とリンクさせる。8といえばこの形って瞬時に分かるようにトレーニング。
それが出来るようになったら、20本に。
きっと不可能ではないんですよ。
5本なら分かる。100本は無理。
それは無理ではなくて、やってないからなんです。最初は5本だって無理だったんですから。
この話題で理系人間が割と「分かる気がするなぁ」と共感していたのが印象的でした。
自分のリミッターを取り外す。自分にリミッターを設定しない。つまり、無理って思わないこと。
なんとかなるぜ、自分なら。
さてどうしよう、やってみるかぁ。って、ある種脳天気なリズムが必要なのかもしれません。
のほほんとした、天然系?といわれる女子生徒が何人か思い浮かびます。
どうやって解いたの?と聞くと今回のように「とてもじゃないが無理!」っていうようなことを仰ることがあるのです。
「効率悪っ!」とか、「途中で疑問に思わなかったの?」とか突っ込むのですが、「だって出来たしー」ってかわされるのです。
若かりし頃は「そんなんじゃダメだ。ちゃんとやり方を理解しないと!」と抵抗してたのですが、そんなことしなくても良いかも知れないのです。 それはそれで良いんじゃない、出来たんだしって。
そういう生徒って、要領悪いこともありますが、全体的に強いことの方が多いんですよ。
自分に限界設定してない凄みを感じるということですね。
思い浮かんだ生徒の一人、小中の図書室の本は全部読んでしまったおっとりした女の子。理系は苦手。計算は机の下で手をごそごそやっているような子です。
指を折って数えているんです。
阪大に進んで、それも理系だと。もうとっくに社会人になってますが、マジで?とか思う私がダメなのです。生徒の能力にリミットかけてる証拠でもあるわけですよねー。
生徒諸君、君たちに限界はないのだ!どんどん難しいことやっていくぜー!
いよいよ夏休みも終わり。この夏、どれだけ成長してくれただろう?
中1のSクラスの生徒、まだまだ勉強の習慣が付かない生徒がチラホラ居ります。1学期では常習者であったKクン、早く塾に来て取り組む姿勢が見られるようになりました。なんで授業直前やねん!というのはもう少し成長を待ってから。立派な進歩です。
常に最下位で、そのおさぼりKくんにも勝てなかったYくん、課題だった計算が飛躍的にできるようになりました。合格点なんて夢のまた夢だったのに、この夏は合格点を取れるようになりました。すばらしい!
こういうのは本人も嬉しいのでしょうが、こっちもめっちゃ嬉しくなりますね。彼曰く、計算はRくんに教えてもらったからできるようになってん!とのこと。DANZENの存在意義ががが。
まぁいいんですよ、それで。夏前に上のクラスに上がったRくん、ありがとー。上のクラスに上がっても棒グラフが赤くなることもなく頑張ってくれております。
中3もお盆前に各自が自分の課題を認識して、塾にたくさん並んだテキストから弱点補強にぴったりのものをアドバイスを求めながら探しだし、じいさまに貸し出し許可をもらって一生懸命頑張ってくれたようです。
お盆が開けて、苦手単元の中級くらいまではできるようになったので上級用のプリントを下さい!とリクエストをしてくれる生徒もでました。テキストをやりきったらその先はプリントを作ってあげるよと言っておいたのです。たった1週間でやりきりましたか。大急ぎで作らなければばばば。
こういうのも嬉しい悲鳴です。苦手を一気に得意にしてやろうくらいの勢いです。素敵です。
そして中2、お盆明けは実力テストから始まりました。その結果がなんと数学のクラス平均が98.2点とな!
素晴らしすぎるではないですか。夏の間にお隣の子の答案が偶然見えたらそれは遠慮なく書き写して良いんだよ。偶然見えた風を装うにはギョロ目を駆使すれば良いんだよ。はい!ギョロ目体操イッチ、ニィ、サン!てなことを毎授業やった甲斐があったというもんです。お?
もう教えることはない!というわけもなく、先日はグラフの平行移動についてふかーく解説して、何言ってるか分からん、脳みそが限界を超えた、眠くなってきちゃった、鼻をかんだら脳みそがでた!など阿鼻叫喚の渦に。
このクラス、賢く見えるでしょ、点数だけ聞いたら。
とんでもないですよ。先日の理科の授業、生きた化石と言われるほど古くから存在するものを選べという問題で、ほぼ全員がメタセコイアを選べておりました。答え合わせの時に面白くないなぁと他の選択肢の「リンゴ」を正解として発表してやったのです。ザワザワとするので、旧約聖書に載ってるくらい古いんやで、宇宙まで作ったとされる神様云々かんぬん。。。で、黙らせて、ちょっと落ち着いたところでやっぱり正解はメタセコイアな、って言ったら「えー!」との抗議が。信じていたようです。。。
理科の平均は88.3とまだまだですから、真面目に授業したらんといかんようです。ちぇっ。
これを書いている左腕が痛い。コロナワクチンの副反応です。全国民の7割が接種、なんとか間に合って欲しいなぁという願いも虚しく新学期です。休校とかになるかもしれませんね。塾でも生徒を含めて、いつ誰がかかってもおかしくない、そしてそれはもう誰も責められないところまで来ていると思います。またオンラインになるかもしれませんね。それはそれで頑張ってやっていきましょう!
さて、前回の続きをば。
あたまのなかに
ゆびが100ぽんあるおててを
2つよういして
その100本のゆびをおってめっちゃはやくかぞえる
という就学前のお子さんのことを書きました。
そして、
むりじゃー
と吠えました。
しかし本当に無理なのか?ということを考えないといけないですよね。だって、その子は出来てるんだから。
出来っこねぇ!と思っていると、出来ないのは100%間違いない事実です。無理って言ったらそこでお仕舞い、と一緒です。
ドラムをやってる人なんかは両手両足がバラバラに動きます。あんなん出来っこねぇのです。普通は。
でも、出来るようになる人が居る。
手の指が5本ではなくて10本あると強くイメージしてみる。そしてそれを数字とリンクさせる。8といえばこの形って瞬時に分かるようにトレーニング。
それが出来るようになったら、20本に。
きっと不可能ではないんですよ。
5本なら分かる。100本は無理。
それは無理ではなくて、やってないからなんです。最初は5本だって無理だったんですから。
この話題で理系人間が割と「分かる気がするなぁ」と共感していたのが印象的でした。
自分のリミッターを取り外す。自分にリミッターを設定しない。つまり、無理って思わないこと。
なんとかなるぜ、自分なら。
さてどうしよう、やってみるかぁ。って、ある種脳天気なリズムが必要なのかもしれません。
のほほんとした、天然系?といわれる女子生徒が何人か思い浮かびます。
どうやって解いたの?と聞くと今回のように「とてもじゃないが無理!」っていうようなことを仰ることがあるのです。
「効率悪っ!」とか、「途中で疑問に思わなかったの?」とか突っ込むのですが、「だって出来たしー」ってかわされるのです。
若かりし頃は「そんなんじゃダメだ。ちゃんとやり方を理解しないと!」と抵抗してたのですが、そんなことしなくても良いかも知れないのです。 それはそれで良いんじゃない、出来たんだしって。
そういう生徒って、要領悪いこともありますが、全体的に強いことの方が多いんですよ。
自分に限界設定してない凄みを感じるということですね。
思い浮かんだ生徒の一人、小中の図書室の本は全部読んでしまったおっとりした女の子。理系は苦手。計算は机の下で手をごそごそやっているような子です。
指を折って数えているんです。
阪大に進んで、それも理系だと。もうとっくに社会人になってますが、マジで?とか思う私がダメなのです。生徒の能力にリミットかけてる証拠でもあるわけですよねー。
生徒諸君、君たちに限界はないのだ!どんどん難しいことやっていくぜー!
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