@
DANZEN さんの日記
2009
6月
26
(金)
21:44
本文
ホームページの雰囲気が随分変わりました。
勿論中身も。
ログイン後はほとんど変わっておりませんが、ログインする前が大幅に変わりましたね。
今まではトップ進学ゼミの説明等はお座なりでありました。
等閑(なおざり)ではありませんぞ。一応、お座なりなのであります。
---UnderThisSeparatorIsLatterHalf---
うちの塾の説明の所、説明会なんかでは毎度のように言ってることですね。
「やる子に合わせます」って。
今回のリニューアルではその辺りのことを正直に書いてみることにしたのです。
そうすると先日それを見た方がメールを下さいました。
その方が最近読まれた本と同じようなことが書いてあるそうな。
ついでに面白い本なので読んでなかったら読んでみてくださーいって。
そういや最近本を読めてないなぁ。。。
というわけで本屋さんへ行きまして件の(くだんの)本を購入しました。
湊かなえ著「告白」
ミステリー大賞や本屋大賞などを受賞した話題の作品だったようですね。
知らんかった。。。汗
頁を捲り(ぺーじをめくり)ますと冒頭数頁目にして発見。なるほど、確かに同じ様なことが書いてありました。激しく同意(笑)
で、それを確認してお仕舞いって訳にもいかず、頁はどんどん繰られて(くられて)いくのです。
止まらん。。。
全体的に良い話ではないし、なんだかなぁーとも思ってしまいます。
読後感は最悪ながらも、物語展開の手法だとか、とにかく読み手が「止まらん」という気にさせられる所なんかは凄い本だなぁと感心すること頻り(しきり)。
著者のデビュー作と知って更に喫驚(きっきょう 意味:びっくらこいた)。
取り敢えず、なんか極端なのですね。
極端が集まってボタンの掛け違いの連鎖が起こると悲劇が生まれる。
そんな感じでしょうか。
しかしね、極端であるということはその程度さえ問わねばそれは日常でもあったりするわけなのですよ。
「この著者、すんげー!」って思いながら読んでました。
思春期の子どもの気持ちを大変よく分かっていらっしゃる。
美月という女の子は「みづほ」と渾名(あだな)で呼ばれるのですが、偶々(たまたま)そうは呼ばなかった男の子が居て初恋になりましたとか。
大人からすれば「え?それ???」のような些細な(ささいな)ことが当人にとっては大問題ということが良くあるんです。この思春期という時代には。
そして母と息子の関わり。
子どもってのは基本的に母親依存なんですよ。
でも男の子はこの時期にそこから距離を取らねばならない。(勝手に男の子が思うだけなんでしょうが、ほとんどの男の子はそうなんだと思いますよ)
ソコが上手くいかない場合がある。
「うっせーばばあ!」と言いながら、言った後にウジウジしてしまうものなんです。本心じゃないのにって。
この辺りの機微(きび)が極端ながらも非常に旨く描写されていると感じました。
少年が告白する章では涙が。。。
こんな章で泣いているおっさんは希有(けう)だと思いますが。。。
さらにそこに漏れなく昨今流行のお母様も登場して。。。
教育業界関係者なら「そうなんだよなぁ・・・」と共感すること間違いないと思います。
この著書には教員の経験もあると後で知って合点がいきました。
なかなか面白い本です。
ただ本屋大賞というのは少し「疑問符」がつくかもしれません(私の中では)。
言っておきますが中身についての読後感は最悪の部類だと思います。
中身を問わねば「面白かった」「一気に読めた」となる本だと思います。
3時間もあれば読めると思います。
私からも是非どーぞ。
勿論中身も。
ログイン後はほとんど変わっておりませんが、ログインする前が大幅に変わりましたね。
今まではトップ進学ゼミの説明等はお座なりでありました。
等閑(なおざり)ではありませんぞ。一応、お座なりなのであります。
---UnderThisSeparatorIsLatterHalf---
うちの塾の説明の所、説明会なんかでは毎度のように言ってることですね。
「やる子に合わせます」って。
今回のリニューアルではその辺りのことを正直に書いてみることにしたのです。
そうすると先日それを見た方がメールを下さいました。
その方が最近読まれた本と同じようなことが書いてあるそうな。
ついでに面白い本なので読んでなかったら読んでみてくださーいって。
そういや最近本を読めてないなぁ。。。
というわけで本屋さんへ行きまして件の(くだんの)本を購入しました。
湊かなえ著「告白」
ミステリー大賞や本屋大賞などを受賞した話題の作品だったようですね。
知らんかった。。。汗
頁を捲り(ぺーじをめくり)ますと冒頭数頁目にして発見。なるほど、確かに同じ様なことが書いてありました。激しく同意(笑)
で、それを確認してお仕舞いって訳にもいかず、頁はどんどん繰られて(くられて)いくのです。
止まらん。。。
全体的に良い話ではないし、なんだかなぁーとも思ってしまいます。
読後感は最悪ながらも、物語展開の手法だとか、とにかく読み手が「止まらん」という気にさせられる所なんかは凄い本だなぁと感心すること頻り(しきり)。
著者のデビュー作と知って更に喫驚(きっきょう 意味:びっくらこいた)。
取り敢えず、なんか極端なのですね。
極端が集まってボタンの掛け違いの連鎖が起こると悲劇が生まれる。
そんな感じでしょうか。
しかしね、極端であるということはその程度さえ問わねばそれは日常でもあったりするわけなのですよ。
「この著者、すんげー!」って思いながら読んでました。
思春期の子どもの気持ちを大変よく分かっていらっしゃる。
美月という女の子は「みづほ」と渾名(あだな)で呼ばれるのですが、偶々(たまたま)そうは呼ばなかった男の子が居て初恋になりましたとか。
大人からすれば「え?それ???」のような些細な(ささいな)ことが当人にとっては大問題ということが良くあるんです。この思春期という時代には。
そして母と息子の関わり。
子どもってのは基本的に母親依存なんですよ。
でも男の子はこの時期にそこから距離を取らねばならない。(勝手に男の子が思うだけなんでしょうが、ほとんどの男の子はそうなんだと思いますよ)
ソコが上手くいかない場合がある。
「うっせーばばあ!」と言いながら、言った後にウジウジしてしまうものなんです。本心じゃないのにって。
この辺りの機微(きび)が極端ながらも非常に旨く描写されていると感じました。
少年が告白する章では涙が。。。
こんな章で泣いているおっさんは希有(けう)だと思いますが。。。
さらにそこに漏れなく昨今流行のお母様も登場して。。。
教育業界関係者なら「そうなんだよなぁ・・・」と共感すること間違いないと思います。
この著書には教員の経験もあると後で知って合点がいきました。
なかなか面白い本です。
ただ本屋大賞というのは少し「疑問符」がつくかもしれません(私の中では)。
言っておきますが中身についての読後感は最悪の部類だと思います。
中身を問わねば「面白かった」「一気に読めた」となる本だと思います。
3時間もあれば読めると思います。
私からも是非どーぞ。
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