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DANZEN さんの日記
2021
2月
18
(木)
14:05
本文
今年も特色の結果が出てほっと一息。2/4から1週間で多い生徒は私立を3つ、県立特色と大変ハードな試験三昧でした。
学校や塾でやる試験とは訳が違うわけです。
朝が早い生徒は5時台に起きて準備をして、慣れない電車に乗り、バスに乗り、辿り着いたら頭を5時間フル回転。
大変ですな。
ですからほっと一息。
いえいえ、実は一息ついている間はありません。これはあくまで前哨戦(ぜんしょうせん)。本番は2週間ちょっとあとの県立一般入試です。私立や特色と違って、一般入試は受験生全員が同じ問題で勝負をします。つまり、上位校を目指す生徒は今までとは違う得点域で勝負をしないといけないわけです。
ミス禁止!ぜったい!です。8割とってもダメな場合もあるというテストですから。
すでに県立直前講座として今までとはちょっと違う意識と解き方の練習が始まっております。
あくまで本番はこれからなのです。
なんだけど、やっぱり毎年のことながら前哨戦で意気消沈(いきしょうちん)する生徒も出るわけです。
今年も自分では出来が良かったと思ったのに、結果としてはコースを回されて凹んで(へこんで)いる生徒がいたり。この生徒は特色に受かったので一転大喜びなのでしょうが。
特色は受かると思うな!と言われ、そういう気持ちで受けているにもかかわらず、やはりショックを受けて凹んだり。
毎度のことですが、ほんと意味あんのか?と思います。
特色で合格した生徒と一般で合格した生徒が違うコースとして授業していくなら分かるけど、結局ごちゃ混ぜになるわけです。チャンスが多いとか、違う物差しで測るとか言ってますが、「不合格」を突きつけられた子どもはたまったもんじゃない。
今年の特色はこちらが絶句するような結果も突きつけられました。なんでこの生徒が落ちるねん、という。本人もある教科は満点だったと言ってたし。
落ちんだろうと思ってるレベルの生徒が落ちてしまうと憤りを感じますね。入試だからそんなもんだと言われればそうかもしれないのだけど、そんなレベルを超越してる生徒だぜ?と思ってしまいます。
中学入試をやっていた頃を思い出します。ある生徒が大阪の教育大付属で合格したけど、落ちたんです。100名ちょっとの合格者の中からくじ引きで数人が落とされるのです。その数人に入ってしまった。
「は?」ですよ。今はそういう制度はなくなってますが、本当に意味分からんかったですね。
新しい学力観とかいうのが提唱されて、奈良本校(今はありません)の目の前の奈良女子大付属中学の入試が様変わりしました。
なんやねん、この問題!という年があったのです。受かるべき生徒が受からず、受からないだろうと思う生徒が受かった年がありました。
その後も修正を繰り返しながら問題は洗練されては行くのですが、「は?」という結果が複数回出てます。
今でも忘れられないのが、女子大落ちて、中学3年間をまたトップに通って東大寺高校に行った生徒。二人います。一人は東大に。もう一人は今は奈良の総合病院でお医者さんをしてます。
「は?」という結果を乗り越えて、自分の力を信じてやっていけばゴールは変わらんのか。じゃあ、いいか。じゃないんですよね。
そんな思いをさせる必要ないわけで。しなくてもいい思いをさせない制度ができんかなー。
まぁ、一般入試では予想に反することはほとんど起こりませんから大丈夫。あと2週間ちょっと、気持ちを切り替えて頑張っていきましょー!
今年のここまでの入試の中間結果としては、生徒の人数の割に大健闘といえます。生徒数が。。。
新入生もとーむ!
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