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DANZEN さんの日記

 
2006
9月 13
(水)
22:44
K大学附属
本文

昨日出来なかったホームページの設定を完了致しました。
これで本校において、事務室から離れた教室へ行く頻度が減ることでしょう。
2階から4階の往復はご老体には苦しいモノがあるのです。。。

さて、さて、先日書けなかった続きを書くことに致しましょう。

先日も書きましたが、なんと300近い塾が参加していました。
これはものすごい数だと思います。
関心の高さは半端ではないですね。

学校側もテーブルを配置する予定だったものを、椅子席だけという形に変更せざるを得ないようでした。

おかげでメモが取りにくいこと。。。
タダでさえ解読不能な字が、益々解読不能に。

中学受験も行うこの学校、保護者にアンケートをとった結果、
「高い学力を付けて難関大学へ進学させたい」と考える群と
「伸びやかに中高の時代を過ごさせてやりたい」と考える群の両取りを狙うという戦略に出たようです。
いや、戦術というべきか。
その理由は後述。


新規に教師を400名の応募の中から20名採用し、万全の指導体制で臨んでいくという。
とにもかくにも、中学生は2年生終了時に到達度テストを行い、中学3年生時に特進クラスと進学クラスに分けるという。

いわゆる内部プレ入試ですな。

これにより、中弛み(なかだるみ)を無くすんだということのようですね。その狙いは素晴らしい。

で、人数の振り分けなのだが、全員が特進になるかも知れないし、進学が2クラスできるかも知れない、と歯切れが悪い。

本人と保護者の考えに沿って、そのクラス数を決めていきたいとの建前が聞かれる。


高校受験なのですが、まずは京都女子と花園の間に割り込むぞ!として、
3年後に国公立へ30名から80名というレベルにという目標らしい。

そして更に3年後、京都成章や京都女子にまで。。。ということらしい。

併設大学はそこそこのレベル。
現在でも主要公立高校(中堅高校)からの受験者が100名近く、すなわち学年の4人に1人が受験する大学であり、その合格率は4人に1人。

そうすると、高校からこの学校に行くメリットは大きいですね。

説明会の通りなら、最悪でもこの大学に行ける。
若しくは、この大学に行くことを決めていれば、大学に入ってからのことを考えながらのんびりとした高校生活を満喫できる。

そこそこのレベルの受験者を集めるのは容易いでしょう。

説明会通りに進学実績が推移するなら、受験者のレベルは簡単に上がるでしょう。
ただ、そこから先が難しいとは思いますが。(京都女子や成章のレベルですね)

数年間は力を入れて見てくれるのは間違いありません。
最低レベルの進路保証がソコソコ高いこと、
学校は本当にそれを最低の保証にしようとしていること、
そういうことを考えると、かなり「買い」の学校だと思います。


で、中学受験はどうかというと、同じような学校が大阪にあるんですね。
ジワリジワリと上昇をしてきているのではありますが、まだ勢いに乗っている学校とは言い難い。
高校受験も然りです。
この辺りが、京都女子や京都成章に割って入る難しさだと思うのです。



帰りがけに校長就任予定者に質問をした内容が
「中学3年生時に進学クラスに回った生徒達は、高校1年生時に高校受験を経た外部生クラスに合流する。
そうすると、中学3年生時の学習は、特進のような高校1年生内容を行うのではなく、高校2年生時に設定されているような、大学との連携授業を行い、視野を広げるようなスタイルを取るのか?」というものでした。

要するに、現状の計画では中3進学クラスの位置付けは、恐ろしく中途半端ではないか、ということをぶつけたわけです。

帰ってきた答えは
「中学3年生時にはもう一度中学生内容を復習します」


中学受験を経て入ってきた層を、なにがなんでも鍛えますよという「進学校を目指す」スタイルを貫きたいのだと理解して良さそうだということですね。

私的には、この中学3年生時の進学クラスが、この学校の方向性を、どのようにももって行ける、逃げ場的なものであるなあ、うまいことシステムをくみ上げたなあと感心したのであります。
私が気になった部分以外は、生徒のいない現状で示せる、完璧なプランではないのかと。

戦略としては併設大学を守り立てる学校(併設大学 も 目指せる学校)。
戦術としては併設大学 以上を 目指す学校でスタート。

戦術のミスは戦略にてカバーできるという典型か。
By なぽれおん ぼなぱると

そうならないことを祈っております。
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