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DANZEN さんの日記

 
2008
11月 2
(日)
23:58
映画鑑賞
本文
気が付けば11月。霜月ですね。
旧暦ですから霜というにはちょっと早い気もしますが、寒さが徐々に深まっているのは感じられますよね。

さて、朔日(ついたち)の日はお休みを頂いておりましたので有意義に映画鑑賞と洒落込みました。


大学生の頃でしたかね、教師を志して居た時期のことなのですが、知り合いからあるドキュメンタリーの話を語られました。

ある新任の先生が命というものを教えるために豚の飼育を始めて、最終的にはそれを食べよう、という3年間の取り組みの話でした。
私は見たわけではなかったのですが、侃々諤々(かんかんがくがく)議論して疲れ果てた覚えがあります。

塾の先生になってから、当時のブタの話が本になったと知って本を買い求め、やっぱり自分に教師は無理だなぁと思ったのありました。

命を教える。こういうことを子どもと向き合う中で語り合いたいとは常々思っていたのですが、なにせ自分にその能力があるかが甚だ(はなはだ)疑問だったのであります。
あ、そういう資格もないかもね。。。

大変面白い本ですよ。今、本屋に行けば売っているはずです。
「豚のPちゃんと32人の小学生」という本です。

そしてその話が「ブタがいた教室」という映画となって11月1日封切りとなったのでありました。

これは見にいかねばなりません。

で、朝から見に行ったらなんと1000円。

映画の日だったんですね。

で、それならばとお昼からの「レッドクリフ」のチケットも買いまして鑑賞開始。



教育としてこの映画の授業がどうかとか、そんなことをこの場で書くと大変なのでやめときますが、「命」というものを考えるには十分な映画です。

僕は本の方が良かったとは思いますが、それは本の方が情報量が多いからであって、映画がダメなんて事ではありません。

事実、館内ではすすり泣きがあちこちから聞こえ、退館時に前を歩いていた小学3年生くらいの女の子が「泣けたなー。」って言いながらお母さんに一生懸命に筋の説明をしていましたし。(お母さんも一緒に見てたんですが、こういうのが大事ですよね)

わたくし、館内ですすり泣いていたうちの一人でもあります。



で、その後のレッドクリフ。

冒頭からの戦闘シーン。
昔ながらの肉弾戦。
多数の命が転がっていく。。。


あー、先ほどの映画とのギャップが。。。


物語になっているとは言え、史実でもあるのでこちらも実際にあったこと。

ところがやはり映画の性質ですね、そういう場面の残虐さを出来るだけ感じさせないような、というか感じないつくりになってます。

私の感想は、すげぇ迫力。
そして、ゲームの世界やン。。。

もともと出来の良すぎる話ですし、それを映像にするのは至難の業。
それを差し引けば良くできた映画だなーとは思いますが、来春の第2部を見に行くかと聞かれると、私は行かないでしょう。

なぜか?

それは隣に座ったじじいが屁ばっかりこくからです。

3時間近い大作とはいえ、20発近い毒ガス兵器を使用するとは戦争を扱った映画であるにしても許せん!

鼻が曲がった。。。くちゃい。。。




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