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TOP  >  TOPブログ  >  ぼびん  >  生徒達  >  要領よくやれ その1

ぼびん さんの日記

 
2015
6月 9
(火)
20:14
要領よくやれ その1
本文

いつも、しょーもないこというておりますが、ありがたいことに、ブログを読んでいただいている読者の保護者様から、「いつも見てますよー。早く書いてくださいねー」と催促されまして、いそいそ書いておりました、そしたら、長文になってしまったので、2分割でお送りします笑。




奈良でも、懇談が始まりました。



勉強や志望校はもちろん、塾での様子をお伝えさせてもらったり、家での様子を教えていただいたりと短い時間ですが、いろいろとお話を伺っている状況です。



塾では全然しゃべらない子が(結構いるのです笑)家や学校ではおしゃべりだということや。塾ではおとなしい子が、家でトップの先生のモノマネをしているとか笑(今度是非してもらおう。笑)最近、顔色が良いなー、頑張っているなーと思っている子が部活を辞めていたり、とか。いろいろとお話させていただいております。





そして、そんな懇談の中でよく出てくる話があります。
いうなれば、「懇談あるある」ですね。笑




たとえば、「勉強のやり方」。
「うちの子は、勉強のやり方がわかっていないんですよー。」という言葉はよく聞きます。
たとえば、「要領。」
「うちの子は要領が悪くて・・・もうちょっと要領よくやってくれたらよいのに。」
これもよく聞く話です。




今回は、この「要領」について、書いてみようかと。

先ほど出したように、「要領よくやってくれたら・・」そういう声はよく聞きます。もちろん、日常でも「要領が悪いんだ」とか「要領よくやりなさい」なんて言葉は耳にします。
では、要領よいってなんでしょう?



辞書で調べると、
1 処理のしかたがうまい。手際がいい。
2 手を抜いたり、人に取り入ったりするのがうまい。



こう書かれています。たぶん上のように話す保護者は1の意味で使っているのだと思われます。まさか、我が子に、「手を抜けー」とか「うまいこと人に取り入れ!」なんて言わないですから。いや、案外「うまいこと人に取り入る」のは処世術としては大事なのかもしれません笑。アメトークなんかでも、「太鼓持ち芸人」なんて話もありますしね笑。



最近は特に「要領よく」やること。「無駄」なくやることが言われています。
無駄のないカリキュラム・無駄のない勉強法・無駄のない過ごし方・無駄遣い・・・・・
あたかも、無駄が悪者のようにされています。無駄なくやることはよいことだ、と効率的だ、と思っているかもしれません。しかし、その実は、無駄なく、効率よくやること「努力する」という、とても大事なものが破壊されているのです。




一見、無駄と思われる、地味な地道な努力をせずとも、簡単に、手軽に、学力をつける方法があると思っているのではないでしょうか。(トップでは3か月くらいはかかると常々言っております。)元々、子どもなんて生き物は、面倒臭いことが大嫌いです。そんなところに、大人が「要領よくやれ」と言うとどうなるのか。言わずとも、子供たちは「手を抜き」はじめます。手際よくやって欲しいという保護者の考えとは裏腹に、意図しない方向へと進んでしまうのです。「要領よくやれ」という言葉は、子どもたちに面倒臭いことから逃げることのお墨付きを与えてしまった上、「努力すること」がアホみたいに見えるような風潮を蔓延させてしまったのです。




みなさん知っていると思いますが、「週刊少年ジャンプ」。数多くのヒット作を生み出しましたが、その三大原則は、「友情・努力・勝利」です。キン肉マン、ラッキーマンしかり、アイシールド21、キャプテン翼、スラムダンク。錚々たる名作がこの勝利の方程式にはまり、世の少年たちを感動させ心震わせました。しかるに、現在はどうか。デスノート・ワンピース・ナルト・・・「血筋・才能・勝利」となっているではないですか。努力すること・頑張ることが「カッコ悪い」。そんな流れになってきていることを肌で感じ憂慮します。才能がなくても頑張る・努力する。非常に大事です。



努力しないとこんな結果は出ないですから。



「はじめの一歩」の鴨川会長も言っています。

「努力したものがすべて報われるとは限らん。しかし!成功した者はすべからく努力しておる!!」
ってね。



つづく。。。


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