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ぼびん さんの日記

 
2014
6月 9
(月)
17:53
答え!
本文

木曜日のブログは見ていただけましたでしょうか?

はて?と言う方は、まずそちらをごらん下さい。
↓↓
http://www.studio-puchi.com/top/modules/weblogD3/details.php?blog_id=668


多くの生徒が、頭をひねらせたくれたことでしょう。笑


もしかして、すぐ分かったかな??笑

すぐに分かった人は、なかなかの教養人です。笑




ヒントはブログタイトルの「かきつばた」。

何がヒントなのかわからない人に少し説明を。

平安時代、在原業平という人がいました。

例えば、百人一首の


ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは


とか、古今和歌集の

世の中に たえて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし

名にし負はば いざこと問はむ 都鳥 わが思ふ人は ありやなしやと

なんていう和歌を聞いた事ある人もいるのでは?
その在原業平をモチーフとした男を描いた歌物語に「伊勢物語」と言うものがあります。


その第九段、通称「東下り」から。
BOBY流解釈です。笑

ある所に男がいました。

その男が、「俺は世間に必要とされていない!東のほうへ行こう!」と都を出発し、旅に出たのです。

そんなこんなで旅をして愛知県の八橋に着いたところで、ふと水辺に目をやると、そこに「かきつばた」が咲いているではないですか!

ちなみに、八橋と言う地名は、川が蜘蛛の足のように分かれており、そこに八つも橋をかけたので八橋といいます。
ちなみにちなみに、ここお話から愛知県の県花は「かきつばた」になっております。

そして、「ほんなら、その「かきつばた」を使って、和歌作ろうぜ」となったわけです。

そこで男が作った歌が次のようなものです。



ら衣

つつなれにし

ましあれば

るばる来ぬる

びをしぞ思ふ


分かるでしょうか?文頭の文字に注目すると、見事に「か・き・つ・ば・た」となってますよね。


このような表現技法を「折句(おりく)」といいます。

まぁ、あいうえお作文みたいなものですね。別名アクロスティックとも言います。


この「折句」をつかってブログを書いて欲しいという依頼でしたので、あんな細切れの文になったのでした!笑

気づかなかった人は、もう一度木曜日のブログを見てください!




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
日本対コスタリカ戦が先日ありました。ザンビア戦は今日あります。


本当にハラハラする試合でした。欧州組の


頑張りに期待して2対0だと予想を


張っていましたが、良い方向で予想を裏切ら


れ結果、「3対1」。この調子でザンビアも破り、


World Cupもそのまま勝ち進んで欲しいと思います。何とか祝


杯をあげられるところまで、いけますように。笑


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

分かりましたかね?






折句と言えば、次のも私は好きです。

徒然草で有名な兼好法師が、友人の頓阿に送った歌です。


もすず

ざめのかり

袖も秋
だてなきか



この歌のすごいところは、

『仮の家が風通し良くて夜が涼しい』
『来ないアナタを思うと夜がつらい』

という風情のある歌かと思いきや

頭が「よ・ね・た・ま・へ(米給へ=食い物をくれ〜)」
おしりを下から読むと「ぜ・に・も・ほ・し(銭も欲し=金も欲しい〜)」

となっているところ。


ちなみに頭とおしりの両方部分を読ませるのは沓冠(くつかむり)といいます。


それに対する頓阿の返歌が次のよう。

よるもうし
ねたくわがせこ
はてはこず
なほざりにだに
しばしとひませ

「よねはなし(米はなし=食い物はない。)」
「ぜにすこし(銭すこし=金なら少し。)」



うまい言葉遊びですね。

しかし、全く風情のないことです笑。



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