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dai さんの日記

 
2024
2月 8
(木)
16:47
トップの本棚―まめまき
本文



節分である。今日は、盆正月すら閉まることのない京都大学の正門が唯一閉じられる日である(なお学部生は試験中である模様)。

その門の前には蒸し牡蠣の屋台とお好み焼きの屋台が鎮座している。東大路通りから吉田神社まで数百メートルがお祭りの出店で埋め尽くされるのである。

神社で福豆を授かるとくじが付いてくる。高価なものになると高級車とか当たるらしい。おそらく日本一豪華な福くじの景品である。


某大手ハンバーガーチェーンでは2月3日当日、「歳の数だけサムライ〇ックを食べよう」って広告をSNSに出してたけど、そんなん無理やって。

「♪腹ッパンパンパ~ン」

来年は暦の関係で節分が2月2日になるかもしれない。節分とは立春の前日のことだからである。


『ななみの海』 朝比奈あすか 双葉社

※今回の本は図書館本です。文庫で出たら買うだろうけど、難しいかなぁ。


「ななみ」は県立高校に通う高校2年生。両親がいないので児童養護施設から高校に通っているが、親友で同じダンス部の仲間にもそのことは伝えていない。
逆境をけなげに生き抜く良い子ちゃんのお涙頂戴物語ではなく、ちゃんと嫌なところもあるし、周りの大人への反発が見え隠れしていたりして、ちゃんと読める物語である。

しかしまあなんやろなぁ、歳なのか何なのか、物語に没頭できない自分に気づく。いや、物語の性質上、この文章で国語のテストを作るならどの辺を引用しようか、どこに線をひこうか、単なる職業病かもしれない。

滋賀の県立高校は頑なに小説を出さないが、そろそろ潮目が変わらないだろうか。いや今年ではない気がする。詳細は割愛するが、あるとしたら今の中1が高校受験の年(平成8年度)からか。

兵庫とか高知とかなら出してきそう。でも公立高校なら「ななみ」のような立場の受験生もいるだろうから本書からの引用は避けるか、知らんけど。


さて授業の時間だ。

栗東の国語で関東地方の某私立高校の入試問題を演習に使ったが、彩瀬まるはちょっと難解過ぎたのか、砥上裕で高得点を出した面々も、あえなく撃沈させられた。どちらも母と娘の場面だけど、設問の振りかたひとつで難易度がこうも変わるものかと反省させられた。

その某高校、中学入試がこの『ななみの海』であった。前年7月初出なので担当の国語の先生のアンテナには感心させられる。小学生に「税金泥棒」という誹謗中傷は理解できるのかな?6Zの子たちに解かせてみたい。

その6Z国語、テーマは「手仕事」だった。手漉きの和紙と機械で漉いた和紙の出来上がりの違いとか、手織りの布と機械織の布の違いについての話。
昨今はボーカロイドとかいう機械に歌わせる仕組みがあるから、生歌との違いについても意見を出し合ってみた。

キノピオピー ノンブレス・オブリージュ feat. 初音ミク

タイトル通り、ノンブレスで3分以上歌い続ける名曲である。つまり生身の人間が出来ないことを機械にさせるという試みである。

これを人が歌うとどうなるか、アプローチの異なる二つの例に触れてもらった。

どこかの高校生の軽音部(?)の演奏が圧巻だった。Youtube開いて曲名で検索けんさくぅ。
ほんまにすごい(語彙力)。



それでは今日は、このへんで。





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