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dai さんの日記

[2021-3] 
 
2021
3月 11
(木)
22:17
トップの本棚〜生きていることに感謝をしつつ
本文



前日に教え子の東大合格の知らせを聞いて喜んでいたのもつかの間、10年前のこの日はとにかく憂鬱だった。会議のため中央校(仮名、注1)に来ていたのだ。自教室は元気だが、中央校などでなんだか不穏な空気が。パワハラ体質の上長はきっと機嫌が悪いに違いない。さっさとこの場を離れて自分の持ち場に行こう。でもちょっと一休み。誰もいないのをいいことにカウンターで休んでいたその時…

ふとめまいがした。

めまいだろうか、ゆっくりと左右に頭を揺さぶられている感覚が長く続いた。

ちゃんと休みを取らなきゃな…

めまいじゃなかった。揺れていたのは地面のほうだった。



『スープ屋しずくの謎解き朝ごはん』  友井 羊  宝島社文庫           


職場の人間関係が急にぎくしゃくしだしたが、心当たりがない。そこにお気に入りのポーチの紛失事件が起き…「嘘つきなボン・ファム」
婚約者が失踪。その行方と真相は…「ヴィーナスは知っている」
昔からモテない姉とモテる妹。二人のすれ違いはおいしいスープで仲直り…「ふくちゃんのダイエット奮闘記」
他二篇。

早朝にひっそり朝営業しているスープ屋「しずく」を舞台に、店主が探偵役となり事の真相を解き明かす、人の死なない心温まる連作ミステリーである。


登場人物の年齢層が20代中心と思われ、ちょっと少女漫画っぽい恋愛要素(しかもよくある学園物よりも淡くて、まどろっこしい)が感じられもする。中学生(特に男子)が読んで面白いと思うかどうかは何とも言い難いが、ほっこりしたいときにはお勧めだ。


さて授業の時間。


公立高校一般入試お疲れさま。
人事を尽くしたのなら天命を待てばいいのだ。
偉そうにそう言ってみても、ああすればよかった、こうすればよかったという感情はぬぐい切れないものがある。

直前講習社会の最終回は、記述の練習。勉強してない感があっても何とか書けるでしょ、何とか書けるだけの力はついているよ、というメッセージである。

そのうちの1問にフォーカスして解説をしたのだが、「日本と外国との関わり合いについての5枚のカード」を読んで後の問いに答えなさい、というもの。1枚目は渡来人、白村江の戦についてのものだった。

社会は行けたよね。


栗東校の直前講習数学で、次の問題を扱っていた。




でも解説したとき、「展開図書いたら最短距離分かるよね。特別角(三角定規)は確実に押さえておこう」くらいしか言っていない。もうちょっと突っ込んでやっとけば…。


そうだとすると本試験の大問2(3)は行けても(20√3)、(4)はきつい(20√19)かなあ。
2周ということはおうぎ形二つ並べて書いたらええだけなんやけど。

直方体の対角線を練習するときに、「公式覚えるんやなくて直角三角形を作るんやで」と、言ってはあるが、求めたい長さを斜辺にした直角三角形を書けたかどうか。


なお、母線の長さを60センチに設定してあったが、72センチとかにすればよいのに(√の中がえらいことになる残念な人が答えに辿り着けないから)、と一瞬思ったが、難易度調整的にはこれくらいでちょうどよいのかも。
恒例の勝手に正答率予想、(3)は6%程度、(4)は1.4%程度と見たが、どうだろう。


大問4(3)もなかなか大変。CPの長さをpとでもおいて△CPQの面積について方程式を立てればどうってことないけどね。正答率は0.5%といったところか。
(4)は輪をかけて大変。QからA’B’に垂線を下ろしその足をRとすると、△QCRと△CPB’が相似比4:3の相似になる、ということを利用して計算を進めていけば答えまで辿り着きそう(もっとうまいやり方があるのかもしれないが、思いつかなかった)。まあ、出来た人は全県で10人いるかどうかってとこやないかな。

解いてみた直後の感触、数学は全県平均40点を少し割り込む、といったところか。



注1:トップ進学ゼミに来る前、当時どこかの塾で教室長をしていた。
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