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dai さんの日記

[2020-12] 
 
2020
12月 2
(水)
16:44
daiの問題研究シリーズ2〜学力検査における新型コロナ云々の配慮事項について(滋賀県)
次の日記 カテゴリー  つれづれ
本文
字数がとんでもないことになった11月11日(ポッキーの日)の記事において、出題した問題がこちら
↓                 ↓



下の方までスクロールしないと見えないところにあったからだろうか、内容的に中3限定(答えが√になる)だったからだろうか、見た目も実際もさほど難しくない問題だったのに、応募者少なし(涙)。
正解者には、周期表グッズ(花火に使われる炎色反応のイラスト入り周期表がカラフルに印刷されたクリアファイル)を進呈しました。(授業時に教室で受け取ってください)



では、授業の時間だ。


解答・解説

BC=√15

「△ABCと△DACの相似」と、
「角の二等分線の定理によりAB:AC=BD:CD=2:3」が見えればOK。
あとはBC=xと置くなり、BD=AD=xと置くなり(計算しやすいように適当に文字で置く、というのは重要な技術だ)して、比を作ればよい。


解けない原因としてあるあるなのが、二等辺三角形が見えるから、三平方の定理とか使いたくなる点かも。あとは相似に気づかない人が結構いるかも。


滋賀県教委の発表によると、県立高校の数学の問題は、今年度に限り「資料の活用」のうち「標本調査」を範囲から除くということだ。
特色選抜においては「三平方の定理」も試験範囲から外される。

つまり、問題作成側の立場に立つと、三平方を使わないで解けるように図形の問題を作らなければいけないということだ。
解くほうは使っちゃダメというルールはないからどしどし使ったらよいと思うが、出題の意図としては使わずに解くことを想定しているのである。


社会科は「私たちと国際社会の諸問題」(東書「公民」p167〜)が範囲外に。


国際機構がらみの略称はテスト範囲外になるということだけど、知らなくていいと思われては困るのでちゃんと知っておいてほしい。
わからんかったらとりあえずテキトーにPKOって書いとこ♪
とかいう態度は厳に慎んでほしい。
(少なくとも通常の学習時には)

略称は本来の意味とセットで学ぶんやで。記号だけ覚えとこっていうのはNG。
(たとえば、PKOはPeace(平和)Keeping(維持)Opeなんちゃら(活動)や、っていう程度にはねぇ) 


理科は「科学技術と人間」「自然と人間」(啓林3年p201〜p263)が範囲外に。

滋賀の特色は「自然と人間」のテーマ好きやからな。琵琶湖と絡めたいし。
生物、地学系の問題が作りにくそうやな(物理も三平方が出せないから作りにくそう)。


まあ、こちらとしては何が出てもそれなりに対応できるような学力をつけて、生徒を送り出そうと思っているわけで。
「出題予想が当たった」「塾でやった問題がそのまま出た」とか、ことさらに宣伝するなんて下品なことをするつもりはさらさらない。


追記

冬期講習のお知らせに「答えを覚える宿題」というコピーがある。小学生の「漢字」だったり、中学生理社の「1問1答テスト」だったり、英語の「単語テスト」だったり。
これらは、暗記をおろそかにしないでというメッセージであって、暗記さえすればそれでOKという意味ではない。
ましてやあたりまえのことだが、答えの記号を覚えても全く意味がない。(横着しようとする子には粘り強く繰り返し指導します。)

基本事項(理社の用語の意味とか、県庁所在地とか)の暗記は、はじまりであって終わりではない。理社が単なる暗記科目ではないというのはそういう意味だ。確固たる基礎知識があってこそ思考力を伸ばすことができるのである。


冬期講習受付開始しました。どんな塾?って興味を持たれた方は当ブログを少しさかのぼってご覧ください。雰囲気はお伝えできるかと…

また、三校舎とも0120−78−5818まで、どうぞお気軽にお問い合わせください。(基本的に、面談の上納得してもらってからの入塾となります。こちらからの強い勧誘は行いません。)

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