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dai さんの日記

[2020-10] 
 
2020
10月 28
(水)
22:45
トップの本棚〜中学生の勉強法(基本の確認)
前の日記 カテゴリー  つれづれ
本文

中学生とその保護者の方に向けた、勉強法の本。
各論細部の賛否はさておき、むしろ塾の講師こそ、初心に帰り目を通して留意しておきたいことが書かれていると思う。



『[くにたて式]中学勉強法』  國立拓治  大和出版       

わい「うちの子は勉強しているのに成績が伸びない、とおっしゃる保護者の皆さん。入塾面談で勉強の仕方を教えてやってください、とおっしゃる保護者の皆さん。
たぶんそれ、勉強するふりしているだけです。」

とりわけ、本人も「勉強しているふり」と思っていない場合、つまり勉強した気になっているのがたちが悪い。
たとえば、次のようなやり方である。(以下、本書「ピントの外れた勉強」をしていませんか?から引用)

1 まとめる勉強
2 ながめる勉強
3 調べて埋める勉強(dai付記、「教科書見ながらワークを埋める」ともいう)
4 〇つけして×の確認をしない勉強
5 〇つけして解き直さない勉強
(引用終わり)

「問題を解く」⇔「間違いを直す」の繰り返しで、「できるようになる」ことが勉強。

特に、「テスト勉強」の段階で上記1〜3をやっている(注1)人は一体何がしたいの?


もう1点、「やる気」に関する思い違いについて。

わい「「やる気」スイッチの存在を信じて疑わない方がときどきいらっしゃるのだが、自分が中学生の時、やる気スイッチありましたか?」

「やる気」なんてなくて結構。たまにその気になればめっけもの、勉強は「習慣」である。

勉強は量ではなくて質である。とはいえ、質を確保する最低量というのはある。

平日で塾のない日で1日2コマ(45分〜50分/1コマ)程度、宿題をやったり、疑問を調べたりする(本当の「自主勉」とはこういうこと)時間を取れていますか?

土日なら3コマ(部活がある場合)か、それ以上(部活がない場合)が水準。

まあ、それだけきっちりやってる人は観測範囲では多くなさそう(注2)だけど。
(もちろん、テスト前の土日や短縮授業の時は、それ以上確保する必要があるし、さすがにテスト前ともなれば、ほとんどのトップの塾生はやっていることだろう。)


あとは睡眠時間の確保。個人差があるから一概には言えないが、7.5時間は確保したい。

塾がある日やテスト前日も、日が変わるまでには寝るようにしよう。



さて、授業の時間。

受験モードに入った中3生向けの面積比や相似がらみの問題を置いとこう。腕に自信のある者はぜひ挑んでほしい。いちおう、三平方の直前までの範囲での出題のつもり。

テキストの基本問題(三平方の手前まで。ただしチェバの定理、メネラウスの定理は不要)を習熟したという前提で、ちょうど家庭学習1コマ分(2問で答案作成時間を含めて30分程度が目安)のボリューム。テキストは参照してもいいよ。

(ただし、第2問を三平方の定理なしで解くには相当のひらめきが必要だ。「どうやったらそんなこと思いつくねん」って怒られそう)。

第1問
↓        ↓



第2問
↓        ↓

↑    ↑

やっぱり三平方の定理が使いたくなってしまうね。まあ、三平方でやっても置き方を間違えると三次方程式になったりして、えらいこっちゃになるかもしれない。



例によって、答えはPMでdaiまでどうぞ。答えだけでなく簡単に考え方も添えてね(計算式は不要)。
(例:「△ABCと△PQRが相似であることに注目して比を取ると」とか、「点Oを中心とする半径OAの円について、円と接線の関係により」とか、書いてもらえるとありがたい。
図のどこに注目して、どんな図形の性質を用いたかを書いてほしい。)

答えが分数になるときは、「/」(スラッシュ)を用いるとよいですよ。
(例えば、「3分の1」は「1/3」と入力してください。)




今回は、正解者の中から抽選で1名様に「周期表グッズ」を差し上げます。
奮って、トライしてみてください。
(グーグルで検索したり、ya〇oo知恵袋で聞いたりするのは止めてね。校舎の数学担当講師に本問について質問をするのもNGです。)

締め切りは11月9日(月)授業終了時までとします。


注1:学校の先生によっては、この1と3をノートにさせ提出させて評価をつける方がいらっしゃるのが、やってるふりであって1ミリも賢くならないので(むしろ賢くなる時間をつぶしているだけなので)止めていただきたいというのが本心である。

注2:國立さんの塾で、学年トップクラスの子がやっている平均的な勉強量だそう。
ちなみに、私は理社の場合おおむね1コマでできる分量を塾で出す宿題の目安としている。もちろん「解く」⇔「直す」時間込みである。数学についてはもうちょっと多く、週2でない週は2コマくらいでできるだろう量を目安にする。
そうすると、塾の宿題と学校の宿題をやるだけで、自宅学習としてここで述べたコマ数くらいはやってしまうことになりそうだが、どうだろう。
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