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dai さんの日記

[2020-1] 
 
2020
1月 15
(水)
18:35
トップの本棚―a farfetched argument
本文
漢字のテストでは見たことがあるが、生まれてこのかた一度も使ったことがないどころか、使われているのを見たことがない四字熟語と言うものが存在する。もちろん個人差があるだろうが。
私にとって「牽強付会」はそのひとつである。自分はどちらかと言えば読書家だと思っていたが、恥ずかしながら初めて「牽強付会」を見たのは、三十路を過ぎてから読んだ次の小説の中でである。
いや、実は今までスルーしてきただけなのかもしれない。万が一そうだったのであれば、私は今までずいぶん残念な本の読み方をしてきたのかもしれない。


『氷菓』 米沢穂信  角川文庫 


ずいぶん昔の教え子(当時中2)から教えてもらって以来長い付き合いの本書。この「古典部」シリーズは昨年末6冊目が文庫で発売され、年明けからはアニメが再放送されている(BSでしか見れないけど)。
舞台はとある地方都市で、やたら文化部の部活が盛んな進学校。同じ部活に入った4人の1年生が古典部の昔の文集をめぐって謎解きをする。主人公の奉太郎の思考過程の中に「牽強付会」が現れる。


さて授業の時間だ

栗東校2年、2週に1度の「daiの英語」。主任じい様の方針を守りつつ、語彙増強と表現力アップを図る。本日は「受動態」。まずは過去分詞のリストを渡して金曜日にテストをする旨予告。

そのあと現在分詞、過去分詞はともに形容詞として機能する旨を伝え、前置詞byを伴わない受動態について例示。特に感情を表す動詞(interestなど。どちらかと言えばinterestingで形容詞として把握してるね)については、生徒からいろいろ出してもらった。

surprise、exciteあたりがすぐ出てくる。bore、amaze、scareも生徒から出てきた。大したものだ。

ちなみにsurprisedはat。excitedもatが適当か。boredはwithくらいでどうだろう。amazedもatがいいかな(このへんはatでもwithでもbyでもまちがいではなさそう)。でもscaredはofがいいね。それから「魅了する」はfascinateを使えるとカッコイイよ。

そのあとなぜか話題は肉の話に脱線。ソーセージが羊の腸詰だって知らない子がいたり、ポールウインナーが関東のスーパーではほぼ見かけない話だったり。受動態を使った英作文の練習をしていて、なんでこの話になったのだろう。

あ、そうそう。「机は木でできている」とかやってたんだ。
made of(机の場合はこっち)とmade from(紙だったらこっちだね)の使い分けの話をして、自由に例題を出してもらってたんだった。

「幸せの半分は優しさでできている(あ、あれバファリンか)」とかやる前に、肉の話に脱線してしまったのであった。
「あまり授業で脱線しないが、するときはいつも食べ物の話」が久々に発動してしまった。


「トップの本棚」からのお知らせ。

今回紹介した「古典部」シリーズはグリーンヒル校に移動あります。「ハルチカ」シリーズは栗東校に持っていきました。
また、前回紹介の「万葉集」と、「ちはやと覚える百人一首」は3月中旬までの期間限定で、グリーンヒル校の本棚上の段に置いて閲覧に供します(以降は栗東に戻す予定です)。
リクエスト、あと「この本おもしろかったよ」という報告も、ぜひdaiまで。
よろしくお願いします。


おまけ 

さて今週末、センター試験国語において、どんな伝説が刻まれるのか。

2010 沈黙の親子
2011 ゴ・メ・ン・ナ・サ・イ・ネ
2012 玉虫を踏み潰すお嬢様
2013 スピンスピン
2014 おほほほほあはははは
2015 クソリプ
2016 リカちゃん・BL
2017 おっぱい、おっぱい
2018 死んだ息子の名前が草
2019 性転換した狐と姫君の百合
2020 ???
(去年までのデータは@univlife-FYDさんのツイートによる)
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