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dai さんの日記

[2019-5] 
 
2019
5月 15
(水)
18:28
りつくさほんだな―philosophy of life
本文
セネガルのエマニエルさんが4月8日に投稿したわずか5秒ほどの動画は、1か月の時を経て世界中に拡散した(朝の情報番組などでも取り上げられていたらしい。しらんけど)。2つのコースのレールの上で同時にボールを転がすだけの、簡単な物理の実験動画である。動画には、こんなコメントが添えられている。

La preuve que les hauts et les bas de la vie vous aideront à aller plus loin
(人生の浮き沈みがあなたをさらに進めるのに役立つという証拠(注1))



『理科の教室〜千夜千冊エディション』  松岡 正剛  角川ソフィア文庫         


古今東西の科学にまつわる本が硬軟織り交ぜて41冊紹介されている。各本には参考文献が付いているのでそこまで含めると数百冊に及ぶ。
そのうちの1冊『実験医学序説』(クロード・ベルナール著三浦岱栄訳1938岩波文庫)について、筆者がこの本に引き込まれた理由を述べている。
それはベルナールの科学に対する態度である。哲学と言っても良いだろう。これらのメッセージをいくつか引用しておこう。
1 実験は客観と主観のあいだの唯一の仲介者である。
2 直観または感情が実験的構想を生み出してゆく。
3 実験化は精神の自由を保持しなければならない。
4 実験は哲学的疑念に立脚している。


さて授業の時間だ。

グリーンヒル3Z、3T理科では運動エネルギーについて学習しているので、冒頭で紹介した実験の話をした。確かに山あり谷ありのレールの方が途中平坦のレールよりも、早く球がコースを往復する。
理系志向の強い私は2つのコースの時間の差がどれくらいなのか計算したくなった(具体的なデータが与えられていないので計算しなかったけど)が、特に人生の教訓を読み取ったりはしなかった。この動画に人生を感じるかどうかは自由だけどね、なんて話をした。
小4国語、語彙力増強の授業アイデアが浮かんだので今週早速試してみたい。おもしろがってやるようだったら小学生の他のクラスにも提案しよう。

学校によっては中間テストウイークになる。提出物についての考え方をこの機会に周知徹底しておこう。提出物を前日にやることは、何ら実力アップ(ひいては成績アップ)につながらないのだ。


注1:私はフランス語が全くできないので、訳はGoogle先生による自動翻訳である。
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