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TOP  >  TOPブログ  >  dai  >  日常  >  りつくさほんだな―時代替わりの休みはふだんの正月より長かった

dai さんの日記

[2019-5] 
 
2019
5月 6
(月)
22:48
りつくさほんだな―時代替わりの休みはふだんの正月より長かった
次の日記 カテゴリー  日常
本文
そんな「こどもの日」お出かけ先から帰宅して目にしたヤフーニュースの記事
「不登校は不幸じゃない」10歳のユーチューバー… (琉球新報 5月5日付)
もやっとした。彼に対してではなく、彼を称賛する周りの大人たちに対して。
そりゃ、行きたくても行けない状況に陥ってしまった子どもに対し「死ぬくらいなら学校なんか行かなくてもいい」と避難先を作ってやるのはもっともなことだ。
でも、「みんなと同じ宿題なんかやりたくないから不登校やってます」という子どもに、「いいぞ、もっとやれ」というのは違うだろう。
それは、いじめなどの環境が原因で学校に行きたくても行けなくなってしまった子の救いにならないどころか、その子や、その子をそれこそ死ぬほど心配しているであろう親を、不幸に追いやっている結果にならないか。


『温室デイズ』  瀬尾まいこ  角川文庫
     
そんなこどもの日、お出かけのお伴に本書を手に取っていたのは偶々(たまたま)か。
学校が荒れに荒れていて、おまけにいじめのターゲットになってしまう。学校に行かないことが唯一の解決策ではないかと思える境遇の中で(現に主人公のひとり優子は学校に行かなくなる。優子をかばったみちるもいじめの対象となり、それを知った父親は学校なんて行かなくていいと言う)、2人の少女は奇跡を起こす。
(なお、裏表紙以上のネタバレは一切していません)


ニュースの件でとても腑に落ちた誰かのツイート(以下引用)
「話題の少年革命家さん垢のプロフにある『不登校の子とか世界に行きたいって言う子を1000人集めて、子ども1000人で子どもだけが乗れる子どもピースボートを作る』がとても学校っぽくて不登校になりそう」


『温室デイズ』のなかで、いじめの渦中にいるみちるが、学校がつらいんだったら行くのをやめてもいいというスクールサポーターの先生に言った一言(以下引用p99より)
「そういうの、すごく変だよ。学校に行かなくても大丈夫なようにするのが先生なの?つらいことがあったら逃げ場を作ってあげるのが先生たちの仕事なの?そんなんじゃなくて、ちゃんとみんなが普通に教室で過ごせるようにしてよ。私は、先生に教室にいこうよって言ってほしい。ちゃんと学校に来いよって言ってほしい。」

被害者本人は緊急避難すべき。命にかかわるから。
でも、周りの大人が責任回避するのは、ちがう。


連休の最後に重い話になってしまった。瀬尾まいこを挙げるにあたって、なぜ今年の本屋大賞のほうではなくこっちにしたのか。
リアルで他人事に感じなかったのである。

(本日の授業は休講…でも今日のテストの答案を見ていて思うところがたくさんあったので、後日まとめて書きます。まだ塾生で受けられてない人もいるし、まさかこの記事を見る人はいないと思うが全国の塾で同じ試験を実施していますし)


菅官房長官が「平日」の額縁を掲げている画像を入手したが、パクツイとか言われても嫌だし(実際そうだし)、このブログに画像貼るのめんどくさいし。
「明日から」と言って貼るのは自粛します。
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