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卒塾生からメッセージ頂きました。

「なかしゃん先生に会いたい」

こんな私に何の用でしょうか？
顔がおもしろしとか？
そんなに珍奇な造形でもないはずなんですが・・・。

卒塾しても塾に来てもらえるのは嬉しいです！
お待ちしております。

私はGH校と大将軍校に夕方から出現します。


塾をクビにならないかぎりは。


塾に存在しているだけで人がやってくる動物園の客寄せパンダ担当のなかしゃんです。
こんにちは。
「出席を取る間は見てもらっても構いません」をいまだに言っています。




先日、桜を見ながら散歩していたときの話をします。

私が歩く前を、幼稚園児とお母さんが一緒に歩いておりました。
どうやら子どもが何かをねだったようで、お母さんはその子に語りかけました。


お母さん：「あんた、お金を稼いでいるの？」

幼稚園児：「ううん・・・・」

お母さん：「お金稼いでないのに欲しがるのはおかしい。我慢できるでしょ？」

幼稚園児：「・・・・・・」←無言で泣きそう


これを聞いて
「うわぁ、このお母さん、無茶言うなぁ」と思った。
幼稚園児に「欲しいものが買いたきゃ自分で稼いでみろよ」って言ってんの？
これって車いすの人に
「あんた、足があるなら歩きなさいよ」
って言っているようなものじゃないか？
これを言われたら、言われた本人の心の中には自己否定しか生まれないような気がするのだが。


お母さんがこんなこと言ったのは、子どもに意地悪をしたいからじゃない。
お母さんは自分の親（または周り）に同じことを言われたからだ。
本当はお母さんも欲しいものがあるのだけれど、我慢しているのだ。

幼稚園児はそれを知らない。
欲しいものは欲しい、ただそれだけ。


私は幼稚園児に耳打ちしたかった。
「『ぼくが大きくなったら、稼いでお母さんに好きなもの買ってあげるからね！』って言え」
と。


私はかわいいおねだりの仕方とかめっちゃいっぱい知っているよ。
お母さんもちょっと首をかしげながら「お父さん、大好き、ありがとう」とかって言ってみればいいのに。
相手はもうイチコロですよ。



（あざとい）



欲しいものが手に入るといいね。
好きな人に好きなもの買ってあげられるようになるといいね。


がんばれ！園児！
がんばれ！お母さん！


なかしゃんはただの通行人も応援しています。




（ホント暇だな）