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3年生の授業が終わったときに生徒に話しかけてみた。


なかしゃん：「授業中楽しそうだったね〜」

生徒：「Ｇザレス先生の授業わかりやすい！」←口々に言う


よかったねぇ。
笑い声が隣に響くくらい熱い授業をしてもらえて何よりですな。

でも過剰にうるさかったら冷やしに行くからね。


心の中で「私の授業でも笑っておくれよ、生徒たち」と密かに願う国語担当のなかしゃんです。
こんにちは。
笑いの要素ゼロ更新中。




今、40代の引きこもりが社会問題になっている。
うちの弟も数年前ニート（無職）で遊んで暮らしていた。
私はかーさんから弟を仕事するように説得してほしいと電話で頼まれた。


なかしゃん：「あのねぇ、かーさん、人を自分の思い通りに動かすことはできんよ。本人が自分の意志で動かないと、たとえ就職したとしてもどうせまたすぐやめるって。」


かーさんの話によると、就職の話がきているということだった。
前に働いていた職場から復帰してほしいと三度も要請があって、うちに訪ねてきたそうだ。
二回目は上司、三回目は社長が頼みに来たらしい。
弟が前回辞めた理由はブラックでしんどいからという話だったので、社長は「新しく雇って人を増やしたし、仕事は減らすから戻って来てほしい」と話したということだった。


えええええええ。
あいつ、そんなに統括能力と人望あったの！？
小さい会社とはいえ、上の人が頭を下げているんだから戻ってやれよ。
しゃねーな。聞く耳があるかどうかわからんけど、弟に話してみるわ。

さて、どう言おうか。
正攻法でしゃべってみても無理だろうな・・・・。


弟に電話。

なかしゃん：「そっちの事情はわかった。一つ言っておく。両親のお金は両親のものだ。両親の面倒をみる者がすべての遺産をもらっていいと思う。お前が働かないなら、お前が両親の面倒をみているとは認めない。遺産は半分もらうよ。でも、ちゃんと働いて両親の面倒をみるならすべてお前にやる。」

私が出せるカードを出して説得してみた。
もともと思っていたことを話しただけだが。


後日、かーさんから弟が就職を決めたと連絡があった。
かーさんが安心したようなのでよかったなと思った。


人を自分の思い通りにすることなどできん。
本人の意思なくして、やらせるのは結局お互いしんどいだけ。
本人がやる気になる話をすること。
そのためにはできうる限りのサポートをすることを約束すること。



私は先生だからねぇ、生徒の味方になってサポートするのは得意ですよ。
それを約束できるかどうかは・・・・生徒によりけりです。



（そこはケチるなよ！）