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dai さんの日記

 
2019
3月 3
(日)
23:04
最後まで手を抜かないで走り抜け
本文
今から20年余り前の今日、私はびわ湖バレイのモーグルレースに出た。勝ち抜け方式のデュアルモーグルだったのだが、3回戦で当たった相手は楽勝だと思った。ターンの巧拙では圧倒的に私に分があるから、兎に角先にゴールを駆け抜ければ勝ちである(注1)。私が先に飛び、着地をしたころに相手は第1エアで360を試み、しりもちをついたようだった。それを尻目にゴールまでのんびり走っていると、猛然と追い上げてきた相手にゴールの2コブ手前で差され、ジャッジ2−3で負けた。油断大敵、ウサギとカメを地で行くような負け方だった。わずか25秒間ほどの出来事であった。


『科学と非科学 その正体を探る』 中屋敷 均  講談社現代新書


りつくさ中3には
「受験終わったら高校入学までに新書でも読みや」、
と言ってある。ちくまプリマーとか、岩波ジュニアだったら何とか読めるだろうか。講談社現代新書もおすすめである。塾の本棚にはちくまプリマーと講談社現代新書が多く置いてあるが、単に私の興味関心に従ったに過ぎない。
本書は先週の新刊(2019年2月21日第1刷)。特色小論文で膳所が好きそうな題材だ、なんて思って読んでいたが、実は今年の東大現代文で出ていた。
今の中1が小学生の頃、コピー機の調子が悪くてキュルキュル鳴っていたことがあって、
「あれ中でちっさいおっさんがいたずらしとんねんで」
なんて言ってたことがあったが、
本書には茶々を入れるおっさんの話が出てくる。(第三話「消える魔球」)
ユニークな、サイエンスエッセイなのである。


さて授業の時間だ。

グリーンヒル2Z数学最後の宿題は(と思っていたら金曜日にもう1回あった。まちがえた!)チャレンジ問題として次の2題を考えといで、と言ってある。
「1〜9まで数字が書かれたカードが1枚ずつあって、それを2枚同時に引き、数字の小さい方をXとする。もう一度同じ操作をして、数字の小さい方をYとする。X=Yとなる確率を求めなさい(2011年京都大学1(1))。」
「正八角形の頂点を反時計回りにA~Hとする。Aから出発し、表裏が出る確率が等しいコインを投げ、表なら反時計回りに、裏なら時計回りに隣の頂点へ駒を動かす。この操作を10回繰り返すとき
(1) コマが頂点Aに戻っている確率を求めなさい。
(2) コマが途中少なくとも1回以上頂点Fを通ったうえで、頂点Aに戻っている確率を求めなさい(2019年東京大学文系第3問)。」
京大の方は特色当日夜の授業で3Zにやってもらっている。東大の方も水曜授業で進学先が決まった3年生何人かにチャレンジしてもらっている(1時間かかって何度か試行錯誤の末正解まで辿りつけた)。
どれだけ丁寧に場合分けをして、過不足なく数え上げられるかが勝負。

3月19日から新学年が始まる(13日から約1週間授業はお休みになる)が、その間の2Z(新3Z)の宿題も好きなジャンルの新書1冊読んで来い、にしようかな。


新学年(小4〜中3)個別説明会随時受け付け中。
特に中学生は、できれば新学年(またはそれより前)から一緒にスタートを切ってください。そのほうが圧倒的にペースをつかみやすいです(3月19日から新学年の授業カリキュラム)。
お問い合わせ、資料請求は、当ホームページ、または0120―78―5818へお気軽にどうぞ。


注1:5人ジャッジ制。2人がターン、1人がエア(と呼ばれる空中演技)、1人がスピード、あと1人が盛り上げ(いかにギャラリーを沸かせたか)、というルールだった。
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