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dai さんの日記

 
2019
2月 19
(火)
20:22
明日やろうは…
本文
電車の中でやってはいけないことがいくつかある。ヘッドホンの音漏れ、携帯の着信音、通勤型電車での飲食、そして、感涙必至の小説を読むことである。

『旅猫リポート』  有川浩 講談社文庫

交通事故に遭って動けなくなった野良猫のナナは、サトルに拾われて手当てを受け、そのまま一緒に暮らすことになった。しかし事情により一緒に暮らせなくなったので、ナナの引き取り手を探して旅をする。そりゃあ最初から結末は分かっている。最後にナナとサトルはお別れするのだ。わかっていても泣く。せつなすぎる物語。


さて、いつもなら授業の時間だが、今日は受験生情報を。


「受験勉強は中3の部活引退後から始めても間に合う」
と思っているそこのあなた、

甘いです。

基礎学力なし。普段の学習習慣なし(定期テスト前だけなんとかして、何とか恰好はついている)。内申なし(せいぜい3にたまに4がぱらぱらと)。
そんな状態で中3夏期講習から塾へ来て、草津東以上の公立一本でお願いしますって言われても…。

まず無理です。

たしかに内申が足りなくても、当日のテストで点数を取れれば合格します(滋賀の県立上位校は一般入試なら内申点の配分が低いので逆転可能)。ただしまぐれではなくて、当日実力で受験校の合格者平均ぐらい点数が取れるならね。

それだけの実力を、ベースがない状態で半年で何とかしようと思っても、間に合わないでしょう。上位校になればなるほど、受ける人はみんなやるんだから、同じようにやっていては追いつかないのは道理ですよね。

逆に、ベースがある人ならなんとかなります。数学なら割合や比の感覚、英語なら2年までの教科書の単語と文構造が頭に入っている。あと国語で文面通りに情報を受けとれる(年齢相応に文章が読める)。それなら半年でどうにかなります。

何とかなっている例も何ともならなかった例もこれまでたくさん見てきています。
せめて2年生時に気付いて学年末テスト明けから門をたたいていてくれれば…。


もうひとつ、高校入試で何とかなってしまった人が陥りがちな罠として、その成功体験ゆえ大学入試でも同じようにやって大丈夫、と思ってしまうこと。

早い人で高1の1学期の期末試験で詰みます。
「石高受かるんだから、産近龍仏くらいは楽勝」
いや、とんでもないです。高3の6月から目が覚めて勉強を始めてみても、どないもならなくなっている例もたくさん知っています。


あおっているとかではなくて、中3の夏休みから来られても、お断りする場合があります。いや、お断りしないことも多いですが、勉強習慣がついていないと夏からでは音をあげてしまう子が多いです。(2学期このまま続けますか、と聞いても無理だと返事されるか、もしくはこちらからやめといたら、となります)
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