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なかしゃん さんの日記

[2018-12] 
 
2018
12月 16
(日)
23:35
小論添削の巻( ・`ω・´)
本文
寒くなると思うことがあります。

「ああ、これって魔法の箱だな」と。

この箱の中にいれば、寒くても外出が辛くない。
行きたいところに短時間で行ける。
途中で「ちょっと別のところに寄りたいな」と思ったとき、行き先変更も可能です。
雨が降ろうが、雪が降ろうが、風が吹こうが、寒くない。
素晴らしい箱だ!!(感動)


車での移動に幸せを覚える季節になったことを実感する国語担当のなかしゃんです。
こんにちは。
夜に塾から帰るとき、フロントガラスが凍って前が見えない。こわすぎる。




小論文を添削しているときに気がつくことがある。
自分の体験談を、そのまま自分の主張の根拠にしてしまっているという文を書く生徒がいるということだ。

例えば。
「私は〜ということがあったので、〜は大切だと思いました」
というもの。

これは感想文や随筆であって、小論文ではない。

「私はこのおまじないをするといいことがありました。だから、このおまじないは効きます」

それと同じレベルだってことです。
これで読んだ人が納得するか?

具体的体験を根拠にするにはそこからもうワンステップ抽象度を上げた話をしないといけないということです。
個人の体験はあくまでも一事例にすぎないのですから、一般論として通用すると思う部分を挙げないと根拠にできないのです。


そもそも小論の試験は何を問うのか。
自分の考えを持っているのか。
その根拠が自分の考えた視点で思い当たっているのか。
それらを表現できる力があるのか。
これらが小論の試験で問われている力なんじゃないだろうか。


だから、私は小論の添削で容赦なく言うのです。

なかしゃん:「なんだ、これ。小学生みたいな作文だな〜(笑)あなたは何が言いたいの?」

生徒がショックを受けようが、凹もうが関係ない。
頭をガーンって殴られるくらい根本的な考え方をひっくり返さないといけない。
考え方ってテクニックじゃないもん。
最初にあるべきは、自分が言いたいことを説得する文章にしようっていう意志だもん。
(ただし、中学生の入試の小論文では、書き方のミスは減点されちゃうからもちろん細かいことも言います)

私は個人的には、尖った意見(通常のあたりさわりのない内容ではない意見)がけっこう好きです。
まあ、他の添削している先生もそうだと思うけど。
だってそっちのほうがおもしろいじゃん!



(小論におもしろいおもしろくないってあんの?)



どれくらいのレベルで論じたらいいのかは学校によって違うと思うけど、内容も表現力も見劣りしない文章が書けるようにしてあげたい。

生徒:「抽象度を上げるってどういうことですか?」

それに答えて、それぞれの問題について事例をいくつかあげるのが私の仕事です。
だから、添削するのってめっちゃ大変。
通常の授業の倍くらい大変。
それを授業外にやってあげるって言っているだから、私ってすごい。




(最後がソレかぃ!)
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