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例の不思議ちゃんに授業後に話しかけられて、かぐや姫の話をしておりました。


生徒：「かぐや姫って性格悪いですよね。結婚を断るためにわざわざあんなこと言わなくていいのに」


どうやら、求婚してきた貴族に出した無理難題を出したことに憤慨しているらしい。


なかしゃん：「まあ、断りにくかったんじゃないの？地球人じゃないんですって言ったとしても信じてもらえないだろ。どうしても結婚してくれって食い下がられるから困ったんだよ。たぶん」

生徒：「月からかぐや姫は何をしに来たんだろ？」←疑問がつきない

なかしゃん：「観光じゃない？(笑)」←パソコンをいじりながら適当すぎる返答

生徒：「あーあ、私、かぐや姫に生まれたかった」


え？
さっきかぐや姫を性格悪いってdisっていたのを忘れたのでしょうか？


なかしゃん：「アンタ、今のままで十分かぐや姫だよ」

生徒：「どこがですかー？何がですかー？」

なかしゃん：「思考回路」( ´艸｀)ﾌﾟ



脈絡のない話も適当な相槌でやり過ごせる国語担当のなかしゃんです。
こんにてゃ。
生徒に話しかけられる8割が謎トークです。




今日のお話のテーマは「お金」です。
お金に興味がない人はスルーしてください。


学校の授業に「お金の扱い方」っていう教育課程がないって変じゃないですか？
すごく大事なことなのに。
まあ、私は恋愛至上主義なので、科目に「恋愛講座」がないのも納得いってないんですが。


（学校は趣味の部屋ではない）


では、お金の話。
前提として、起業家と消費者のお金は意味が違います。
起業家としてのお金は人やモノやコトを動かすための道具です。
消費者としてのお金は自分がいい思いをするための道具です。
この違いわかる？

起業家はお金を使って、戻ってくるお金を増やすことは考えている。
一方、消費者はしたいことをするために、お金を貯めることを考えている。
お金に対する考え方が根本的に違います。

起業家はお金を貯めません。お金をどっかから借りて（他人のお金で）お金を増やします。
投資家だと、株とかFXとか不動産投資とかそういうのにお金を使う。
お金を増やすことに成功すると多額の収入を手にすることができます。
（もちろん失敗して借金を背負う人もいます）

一方、消費者はお金を自分がいい思いをするために浪費したくて貯金します。
病気や事故や老いが怖い人は保険というのに入ります。
「宝くじに当たったら何に使う？」って聞くと「貯金」って言います。
自分が好きなことに使って満足します。満足したくて貯金もします。
（貯金したくてもできない人もいます。やせたくてもやせない人がいるみたいに）


あのね、私はどんなお金の使い方がいいのか悪いのかっていう話をしているんじゃないからね。
「お金ってこういうものなんです」とは決まってないって話だからね。
「お金はこういうものだ」って決められてないの。
お金って何なのかっていうのは自分で決めていいんだよ。
自由です。


「金は命より重い」


お金の大切さが身に染みると、こんな考えに賛同する人もいます。
10年そこら生きてて、この意味がわかるかどうか知らんけど。


「お金って何？」
それに対する答えを自分で決めようね。
間違ってしまってるって気がついたら、途中で変更していいからね。


お金の環境もどんどん変化するよ。
これから世の中は、もっとキャッシュレス化が進むだろうし、AI化も進むだろう。
そういうのも含めて勉強していくべきだよね。
学校で教えないけど。


えっと、ちなみに一般消費者がお金を貯める有効な方法は先取貯金というものです。
使う前に貯金して残ったお金の範囲で生活するというシンプルな方法です。
贅沢はできません。
制限がきついといい思いもそんなにできません。
でもお金は貯まります。
もしかしたらストレスもたまるかもしれない。(笑)



何もしないで楽してお金を手にする方法はない。（例外：遺産相続等）
でも。
痛い思いもして「しんどいことなんだけど、好きだから苦にならない」という方法を習得すると比較的楽です。