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ぼびん さんの日記

 
2014
9月 29
(月)
21:59
本文


「枕草子」を持ち出さずとも秋は夕暮れ・夕焼けが美しい季節です。


今日もまっかっかの空の雲。空気が澄んで、赤が絶妙な色を広げています。


思うに、あれは「懐古の光線」。
あの光線を浴びると人は昔を思い出すのでは。


懐かしいということをノスタルジーといいますが、数年前に流行った「ALWAYS 三丁目の夕日」あたりの「昭和ノスタルジー」は、もはや一時的な社会現象ではなく、世の中にどっしりと定着した感じが。町中にも、ノスタルジーを売りにした食堂やお店を見かけます。



ニュース番組を付けると、誘拐殺人事件や御嶽山の噴火などの暗い事件。日本人の民度が低下しているとも言われます。それだけではなく、超高齢化や人口偏在、移民の受け入れか否か、国際情勢の緊迫化等という真っ暗な将来は、日本人を未来よりも高度経済成長期だった過去=Japan as No.1と呼ばれた時代に思いを向かわせます。


曰く、「昔は良かった」と。


昨年、十二月の衆院選で、自民党が使った宣伝文句は「日本を、取り戻す。」でした。

取り戻そうというのは元気だった時の日本。あの時代へ帰りましょうよとの呼びかけ。


バラ色の将来なんて、誰も信じられない。過去を懐かしむ世の中の気分にきれいにはまったのだと思っています。



しかし!!
これを説いているのは、もう先の長くない人達。自分たちのツケを後世に押しつけ、残り僅かの人生を逃げ切りにかかっている人達です。



これからの社会を担うのは、今の子ども達です。

我々が預かっているのは未来です。

その子ども達に社会を担ってもらうために、出来る限りの努力を惜しむつもりはありません。

子どもの教育は一生ものに違いありません。

学問は彼ら彼女らの経済生活に資するものであるという事実を鑑みれば、努力のしがいのある世界の中での苦労であると思うのです。



活気が失われている今だからこそ、世の中、将来に前を向く気分がもっともっと欲しい。

「過去」が目標とは寂しすぎないか?

夕日は確かに綺麗です。いつまでも見ていたい。しかし、それだと、本当に「劣化」しかねないと、そう思うのです。










奈良エリアでは、新聞に広告が入りました。

既にお申し込みもあり、反響があったことを嬉しく思います。


ご存じの方も多いかもしれませんが、ここでも告知をさせてもらいたいと思います。本校、菜畑校では秋のキャンペーンが行われます。


いつもは1日限りの体験授業が、今回は2週間と長期になっています。


トップがどんな塾なのか知るための機会の一つとして設けさせてもらいました。
授業の質を落とさないために限定企画とさせて頂いておりますが、他の小中学校の方でも、やる気がある方はお受けしております。
どんなことでもお答えしますので、お電話にてご相談下さい。

間違い探しのようですが・・・笑
本校と菜畑の広告になります。








我々の思いは上記の通り。この思いに賛同頂ける方をご存じでしたら、ご紹介をお願いします。

同様な思いを持った方の沢山のご参加を切望します。






先日の休み、23日は秋の彼岸の中日「秋分の日」。お墓参りに行った人もいたのでは。

厳しい暑さが一段落したと思った途端、道端や田のあぜで色鮮やかな曼珠沙華(まんじゅしゃげ)よく言うのは、「ヒガンバナ」、の群生を目にするように。私はこの鮮やかな燃えるような赤が好きなのです。

分類上でも「ヒガンバナ科ヒガンバナ属」というだけに、忘れていても赤い花が彼岸の訪れを気付かせてくれます。



紅葉といえば、「紅(くれない、あか)」。

燃えるにぴったりな季節だと思いませんか?


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