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dai さんの日記
2026
10月
25
(日)
16:19
本文
ザ・ブルーハーツの「TRAIN-TRAIN」は、パンクとピアノが実は相性がいい、ということを教えてくれる。
パンクなのにギターがいないバンドが1周回ってカッコいい、そう思っていたころがあった。
Ben Folds Fiveは、平成一桁頃に流行った、ピアノ、ドラム、ベースでギターがいないアメリカの3ピースバンド。
力強くピアノを叩く音色をドラムが下から追いかける。
30年たった今聞いても、やっぱりカッコいい(語彙力)
♪Go ahead you can laugh all you want
I got my phirosophy
後奏で、ピアノが「ラプソディーインブルー」
せんのかいすんのかいするのも好き(伝われ)
『ブルーアローズ』 天川 栄人 小峰書店
ある高校生が、自分の通う高校の同級生を集めてバンドを組みブルーハーツを演る、というだけのお話。
だけど、すごくよかった(だから語彙力)
吃音ゆえ高校では一切言葉を話さなくなった濯(あろう)。
ブルーハーツを最高にかっこいいと思ってバンドをやりたかった直希が、濯(あろう)は実は歌がすごくうまい(注1)ことを知って熱心にバンドに誘う。
ピアノは習っていたがベースなんか触ったことのない悠乃と、野球部でくすぶっていた清之助をドラムに引き込んで、ギターの直希とともにブルーハーツを演る。
セットリストは次の通り
秋:千のバイオリン
冬:TRAIN-TRAIN
春:情熱の薔薇
夏:人にやさしく
ふたたび秋:リンダ・リンダ
塾のブログなので、無粋なことをあえて言うが、レベルの高い中学入試で出題されてもおかしくはない(えっ、そっち?)
甲陽、大阪星光あたりでどうかな?
大穴で、洛南とか(高校入試で瀧羽麻子を何回か出してたのを見て)。
ま、出版時期的(2026年10月16日初版、図書館の新刊コーナーで見つけた)に来春の入試には間に合わないか。
ベースの悠乃の濯(あろう)に対する屈折した複雑な感情なんかを出題したら面白いんじゃないかな。
葛藤に苦しんだ末にたどり着いた悠乃の気持ちが、とても心に刺さる。
「もう十分頑張っている人に対して頑張れなんて言うのは、失礼だ。
でも、それしか言えない瞬間ってある、頑張れって。
それ以外の言葉は全部嘘だ。どんな美辞麗句も全部ゴミだ。
頑張れって。それだけが、その気持ちだけが、真実だ。」(注2)
一番好きなのは「千のバイオリン/The Blue Hearts」。
けれども今はこれを口ずさみたい気分。
♪Now you take this all for granted
You take the mortar, block, and glass
And you forget the speech that moved the stone
But it's really not that you can't see
The forest for the trees
You've never been out in the woods alone
(“Philosophy/Ben Folds Five”)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは今日は、このへんで。
注1:「普通の軽音部」のハトノのような心を揺さぶる歌声、というべきか。
注2:引用p209。ここだけ引用してもまったくネタバレにはならない。物語と感情描写がすごい(語彙力)のでぜひ。
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