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TOP  >  TOPブログ  >  dai  >  つれづれ  >  トップの本棚―卒塾式でお話しさせていただいたことの詳細

dai さんの日記

 
2026
3月 17
(火)
22:53
トップの本棚―卒塾式でお話しさせていただいたことの詳細
前の日記 カテゴリー  つれづれ
本文



あらためて、中学3年生の塾生の皆さん、卒業、そして進学おめでとうございます。

例年、このブログ上で「高校入学までにやっておきたいこと」と題して、具体的な勉強方法、内容についてアナウンスしているが、今年は入試後のエクストラ授業(英、数、古文)もあったし、卒塾式での「こっこー先生の最後の授業(ありがたいお話)」もあったので、ここで改めて何か語るつもりはない。


ただし、膳所、東大津はじめ多くの高校で、入学前課題として「読書をしてレポートを書いてこい」というものが課されていると思うので、卒塾式でお伝えしきれなかったこと、かつ全世界の人が見ることが物理的には出来るこのブログ上に書いても差し支えない範囲で、読書案内をお届けしたい。


膳所高校では、推奨図書リストを挙げつつ、「何を読んでもよい」、ということなので、文字通り「何を読んでもよい」と思う。

ただ、「高校生にふさわしいものを」、と釘を刺されてはいるんよなあ。


卒塾式でお話したのは、新書はお薦めするけど、読むに値しないつまらないものも数多くあるから気を付けてねという旨、具体例を挙げてお話しした(ここにはその具体例は書かない)。

ぼやかして言うと「ニセ科学」的なものや、「不安やコンプレックスを煽るだけのもの」は避けるべきだ。センセーショナルなタイトルに、つい手に取ってしまいそうなものもあろうが、店頭でよく中身を確かめて、お買い求めいただきたい。


それから、いくら高校の図書室にある(まったくもってうらやましい)からといって、たとえば「スパイ・ファミリー」の最新話を読んでその考察を書くとかはやめた方が良い(個人的にはありだと思うけど…) 


以下は、「本棚」にある新書から、このタイミングで読むのはありかなあ、と思うものをいくつか紹介。

『宇宙論と神』 池内了 集英社新書

科学者は普段神なんか信じていないのに、都合が悪くなると神を引っ張り出してくる。
宇宙に関する科学史の本。


『カブトムシの謎を解く』 小島渉 ちくまプリマー新書 ←貸し出し中

実は生態が明らかになっていない、日本人にとって最もなじみのある昆虫「カブトムシ」について、研究の最先端を紹介。科学する態度を学べる。


『世にもあいまいなことばの秘密』 川添愛 ちくまプリマー新書

日本語は単語ごとに1文字空けたりしないので、どこできるのかは難しい。
↑「どこで、きるのか」「どこ、できるのか」


『「みんな違って、みんないい」のか?』 山口裕之 ちくまプリマー新書

相対主義と普遍主義の問題。「みんな違って、みんないい」で解決できない問題はどのように解決するべきなのか。


『科学と非科学 その正体を探る』 中屋敷均 講談社現代新書

比較的最近東大現代文で取り上げられた文章。科学的かそうではないかの境界にはっきり線を引けるのかどうかを考える


『ゾウの時間 ネズミの時間 サイズの生物学』 本川達雄 中公新書

タイトル通りの内容 考えれば考えるほど深い。生物学の観点から人類の将来を考えるヒントに。


個人的な感想であるが、中公新書は質実剛健、特に歴史、現代政治などの分野で読み応えのある入門書(入門書の域を超えて、大学の学部レベルのものも少なからずある)が多い。多くはおすすめできる。

ちくまプリマーは高校生でも読めるようにかなり噛み砕いて書かれている印象。ただし少ないながらはずれもある。

講談社現代新書がレーベルとしては一番好きかも。これもはずれが無いわけではない。



東大津高校は、小説指定。

おススメの小説を、と言われてもものすごく相手を選ぶ。あまり一般化してこれがいい、あれがいい、というのは正直言い難い。

6Z以来の付き合いの長い生徒であれば、ある程度把握しているのでこんなんどう?とか言えるけどね。

まあ、漏れ聞く範囲では少し背伸びをしている感じがあって、好印象である。思春期の一時期、そういう時期があってよい。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは今日は、このへんで。






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