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dai さんの日記
2026
2月
13
(金)
23:32
本文
冬季オリンピックなので、歳がばれる発言をする。
「白馬にすごい中学生がいる」
そんな噂は、僕らがいた斑尾まで届いていた。SNSはおろか、そもそもインターネットは一般人が気軽に使えるものではなかった。同僚の女子は彼氏にポケベルで毎晩「0843」とか送っていたような時代だ。
モーグルの全日本選手権が斑尾で行われた日、「すごい中学生」は、普段はただの崖である「8線」(注1)を高速で颯爽と駆け降りていた。閉会式の時、彼女は表彰台の隅っこではにかんでいた(6位入賞)。
時は過ぎモーグルのレギュレーションもすっかり変わってしまった。当時はエアで宙返り禁止だった。今は女子でもメダリストはふつうに「コーク720」(注2)を飛んでくる。
ところで、その「すごい中学生」は長野五輪から5大会連続でオリンピックに出続けたが、バンクーバーとソチの4位が最高であり、メダルには届かなかった。ワールドカップでは‘07-’08シーズンにクリスタルトロフィー(シーズン総合優勝)を獲っている。
ミラノの中継で解説をしていた、上村愛子さんである。この経歴だからこそ、3位の選手と同点ながら、同点処理のルール上惜しくも銅メダルを逃した4位冨高日向子選手に向けて思わずこぼれたコメントは重かった。ベストを尽くした素晴らしい演技だったが、それでもたらればが拭えない。
『それをAI(アイ)と呼ぶのは無理がある』
支倉凍砂 中央公論社 (注3)
生まれた時からAIがそばにあった、ちょっと近未来のティーンネイジャーたちの話。2020年の出版だが、あれからわずか5年、端末から姿を空間上に現すことこそ無いものの、チャッピーとかジェミニとか、僕らは手のひらの端末で実際にAIと会話することができる世の中になっている。
小説よりも速く、世界は変わってきている。
それでは授業の時間だ。
「努力は人を裏切らない」というけれど、
「頭を使わない努力もどき」は簡単に人を裏切る。
厳しいけれど、それが掟だ。
中1、中2と高校生各位は学年末テストの準備、手を抜くことなく頑張るんやで。
まずは提出物をペースメーカーに、できるようになっていないことを洗い出しておくのだ。これは遅くともテスト1週間前までに。
そして残り1週間で、自分でスケジューリングしつつできることを増やしていくのだ。
受験生は適切に負荷をかけた勉強を。
直前講習の問題を通じて見つけた疑問点や不安点を、教科書に戻ったり質問をしたりして解消していくのだ。
「もう一回同じことを訊かれたら今度は確実にできる」を少しでも増やしていく地道な努力が肝要なのだ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは今日は、このへんで。
注1:「8線」とは斑尾高原スキー場第8リフト(当時)のことである。ここでモーグルの全日本選手権が開催されていたのだが、普段は荒れ果てた「ただの崖」であった。普段はモーグル上級者は「4線」沿い、僕らのようなモーグル初心者は「3線」で練習していた。「3線」は「エキスパートコース」といういっちょまえな名前がついていたが、斜度25度程度の尾根コースであり、いい感じにコブコブになっていたのだ。
注2:「コーク720」とは軸ずれ後方宙返りをする間に横に2回転する空中演技である。こぶを駆け降りたそのままの勢いであんな小さなジャンプ台でそれをするのはもはや人間離れした技であり、修行のたまものであろう。なお、スノボのハーフパイプでよくみられる「ダブルコーク720」は空中で頭が下になる瞬間が2回になる間にボードを2回転させるという、これまた人間離れした技である。
注3:『狼と香辛料』シリーズの支倉凍砂(はせくら いずな)さんの著作。今回も図書館本。草津市本館と、野洲市立図書館で蔵書を確認。5年経って文庫が出ないので、残念ながら文庫になるほどは売れなかったのであろう。
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