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dai さんの日記
2026
1月
12
(月)
20:32
本文
カレーもね(昭和!)。
実は、カレーライスは立派な「おせち」なのである。
まず、ターメリック(欝金)のかかったご飯(銀シャリ)。
金銀で、とにかくめでたいっ!
さらに、クミン(馬芹)は馬が「せり勝つ」、ということで必勝祈願のお守りである。
具にはジャガイモ(馬鈴薯)、馬齢は馬につける鈴で、交通安全を。
ニンジン(人参)は文字通り「人が集まる」で商売繁盛。
そして、タマネギ(玉葱)は「玉」という字のとおり「玉石混交」の中の「玉」、
つまり今年1年が良質な年になるよう祈りを込めている。
あ、日持ちしないとかいう野暮なツッコみは受け付けていません。
『一晩おいたカレーはなぜおいしいのか』 稲垣栄洋 新潮文庫
確かに美味しいが、常温保存は食品衛生上よろしくない。ウエルシュ菌など熱に強く、再加熱でも殺菌できないおなかをこわす細菌が繁殖するおそれがあるからである。
作り置きをしたいならば、調理後粗熱を取ったら、一食ずつ小分けにして冷凍保存である。
本書では、一晩おいたカレーのおいしさの要因がジャガイモのデンプンにあるという。
また、タマネギを切るとき、炒め物をするときは(カレーに入れるときも)縦に切り、サラダに使うときは横に切るとよい、と科学的根拠をもとに説明している。
中1の教科書(光村)には、筆者の稲垣先生の「ダイコンは大きな根」が載っているので、これを読んで面白いと思った人は、是非本書も読んでみよう。
また、公立高校の論説文でしばしば稲垣先生の植物に関する論考が採用されている。
余談だが、おせちは保存食というだけでなく、その品々にはおめでたいいわれがあるという。
でも、ローストビーフだけは、解せぬ。
それでは授業の時間だ。
受験学年はいよいよ入試が差し迫っていることもあり、準備に余念がないことだろう。
私が担当する中3理科を見るかぎり、冬期講習で実施した各種テストは「これで果たして大丈夫なのか」という結果になっている人が四分の一ほどいたように思う。
「勉強のやり方が…」という土俵にすら乗っておらず、圧倒的にやりこみが足りない場合が多い。「量か質か」以前のレベルなのである。(本当は定量的な議論をして「どの程度やるべきなのか」を示したいところだが、誰でも読めるブログ上ではスペースの都合もあり、そこまではしない)
「いや、ある程度の量はやっているよ」というならば、初めて「質」を議論しよう。
ほとんどの「中身が伴っていない勉強」は、「勉強をやっているふり」である。
つまり、
入試過去問をやるのなら、時間を計ってやっていますか?
試験時間で全力を尽くしていますか?
言い換えれば最後まであきらめずに頭を動かしていますか?
復習をするときに、疑問点は教科書に戻ったり先生に質問したりして、自分が納得するまでやり込んでいますか?
あと、定着のための努力(自分で小テスト)をやっていますか。
まあ、中三最後の実力テストの出来ぐあいを見ていると、大多数の人はずいぶん改善されてきているようには見えるが、果たしてどこまで。
これから塾を考えている中学生と、その親御さんへ。また、トップへ入って間もない中学生の皆さんへ。
テストの点数を一時的に上げるドーピング的な勉強は、その後に「正しい勉強の姿勢」を身につけない限り、すぐリバウンドするよ。そして、定期テストのための一時しのぎに過ぎないので、受験時には結局ゼロからやり直し。
逆に、「正しい勉強の姿勢」は、身に付けてすぐ効果が出るものではない。大概の場合、次の定期テストで顕著な効果が表れることはない。
しかし、そうやって身に付けた「勉強のやり方」は一生ものだし、一年とか、受験まで、あるいは高校入学後、とかいうスパンで見ると結果は違ってくるはずだ。
まあ、対照実験するわけにはいかないので、あくまでも「はずだ」、としか言えないけれども…
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは今日は、このへんで。
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