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国語担当のなかしゃんです。
こんにちは。
秋に何してますか？



近頃学校で定期テストがあるため、教室で自習する生徒がいる。授業のある日の居残りや、授業のない日の自習室利用などだ。
強制されているわけでもなく、自主的にやっている。

勉強が家でやれるのなら家でやるのがいいのだが、家は誘惑が多すぎるの、わかる。
スマホ、漫画、ゲーム、お菓子、布団etc
悪魔の囁きに挫けそうになる。
ましてや、家族がリビングで楽しそうにゲラゲラ笑っている声なんかしたら
「自分だけがなんでこんなことしなきゃならないんだ！やってられるかぁ！」
とブチ切れてしまいそうだ。


（被害妄想炸裂症候群）


だったら勉強できる環境に自らを置くのが賢明な選択だろう。
「勉強しているのは自分だけじゃない。みんなやっている。自分もやろう」
と思えるところがあるのはいい。

ただ、教室は決して静かではない。
隣で授業している教室からの音は聞こえてくる。
だが、その方がいいのだ。
静かなところで勉強することに慣れると、音に敏感になりすぎて、ちょっとの音がしただけで集中できなくなるからだ。
うるさいくらいでちょうどいい。
集中していたら、どうせ周りの音なんて気にしなくなるし。

ある日、授業後居残りをしていた中3の生徒に聞いてみた。
彼がすごく成績がいいのは、勉強しているからなのはわかるけど、どうしてそこまで勉強に取り組めるのか興味があった。


なかしゃん：「あのさ、勉強するモチベーションって何？勉強おもしろい？」

ロングー：「勉強はそこまでおもしろくはないけど、テストの点数がいいと嬉しいです」


そりゃなぁ、テストでこれだけ高い得点とるなら、ヒャッハーするよな。
努力する能力がすごい。


なかしゃん：「好きな科目って何？やっぱ数学？」

ロングー：「数学は得意ですけど、好きなのは国語です」

なかしゃん：「ふうん。本はよく読む？」
　
ロングー：「はい」


やっぱりなあ。国語できる生徒って読書好き多いわ。
他にも、将来やりたい仕事があるのかなど面接官のようにあれこれ聞いてみた。
本も読んでいて、将来のビジョンもある。
こ、こやつ、死角なしか！

ふっ、いいだろう。
次からの授業で指名しまくって、こやつに代わりに国語を解説してもらおう。


（職責丸投げの悪事はすぐ思いつく）


私は勉強する生徒は個人的に好きです。
受験生には特にがんばってほしいし、応援したい、
なの先生も同じ考えです。　

中学生も高校生も、勉強できすぎて困ることなんてないんだから、できるところまでやっときゃいいんだよ。
人生、マジでやったもん勝ち。