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dai さんの日記

 
2025
4月 4
(金)
21:40
トップの本棚―さくら
前の日記 カテゴリー  つれづれ
本文



今年トップ進学ゼミから8名が受検し全員合格した(うち4名は特色選抜)某高校、『ちはやふる』や『キングダム』はもちろんのこと『SPY×FAMILY』まで図書室においてあるらしい。うらやましすぎる。
もっとも個人的には、『SPY×FAMILY』は6巻辺りのよくわからないテニス対決の件(くだり)のあたりで読むのをやめてしまったのだけど。

その『SPY×FAMILY』最新刊の一コマが一部界隈で話題になっている(オブラートに包んだ表現)。あれは作者の思想信条のおもらしではなくて、たんに「頭のおかしいおばさん」を小中学生にもわかりやすいアイコンで描いたところ、ある実在する女性が勝手に「これ、あたしのことザマスか?キィー!」って叫んでいるだけの件だと思う。
絵柄的には、昭和末期によくいた(偏見)、「なんて破廉恥なんざましょう、けしからんザマス」とか言っている中年女性を想起させる絵だと思う。まあ、ストーリー自体が冷戦末期の東西ドイツの対立を想起させるお話だし…(個人の感想です)


『サクラ咲く』 辻村深月 光文社文庫

『さくら』 西加奈子 小学館文庫



3年ぶりに本欄で触れるお気に入りの文庫2作を、草津川のソメイヨシノが咲きそろったこのタイミングで上げておこう。

まずは『サクラ咲く』から。中学、高校が舞台の、本をめぐる短編3つ。

「約束の場所、約束の時間」では謎の転校生菊池悠君がやってくる。彼が裏山に隠していたのはエロ本、ではなくてまだ発売されていないはずのゲームの攻略本。彼は果たして未来からやってきたのか。

表題作「サクラ咲く」では、中学校に入学したばかりの引っ込み思案な女子、塚原マチが、学校の図書室で手に取った本に手紙がはさまれているのを見つけ、その手紙を書いた見知らぬ同級生との心の交流が始まる1年間の成長物語。手紙の主はマチと同じ1年5組の誰かなのだが。

「世界で一番美しい宝石」は、映画同好会(人数が足りなくて「部」になれない)の1年生男子3人が取りたい映画の原作となる絵本を探し出し、それをもとに憧れの3年女子の先輩に映画のヒロインになってもらおうと奮闘する。


『さくら』は父、母、2男1女の5人家族、長谷川家にやってきた1匹の犬「サクラ」の半生を描いた大河ドラマ(?)である。今から20年も前の作品であるが、ずっとコンスタントに売れ続け、5年前には映画化もされている。

本棚の文庫は映画化当時のもので、表紙カバーは長谷川家の3人兄弟を演じる北村匠海、小松菜奈、吉沢亮である。撮影当時24歳の小松菜奈に女子中学生役はムリあるやろう、という意見もあったが、あんなシーンやこんなシーンを演じきるにはプロフェッショナルな演技力が必要だろうから決してミスキャストではなかったと思う。

映画の公開当時、中学生がカップルで見に行って(注1)めっちゃ気まずくなった、という話を聞いたがさもありなん。いまはNetflixなどで見られるけど、リビングで親と一緒に見てたりなんかしたら、もっと気まずいやろな、知らんけど。


さあ、紙幅が尽きてきたのでちょっとだけ授業の時間だ。


中1数学を受け持つことになった。数学は中1が一番難しい、というか教える側からしたらすごく気を遣う。負の数と文字式をどう教えるか、どうスムーズに定着させるかが課題である。


初回は「比」と明示せず比を扱った。割合はもちろんのこと、速さや単位当たり量など、いろいろな問題を織り交ぜて、「比の活用」に気づいてもらうのが目的である。

12脚で7kgの椅子がある。この椅子30脚では何kgになるか

こういうのを暗算でさらっとできるようになりたい。


2回目は「素因数分解」。いろいろな活用があるが、公約数や公倍数がさらっと見えるようになりたい。たとえば、「1001分の910」をスムーズに約分できるだろうか。


3回目は「正負の数」。機械的に四則演算を天下り的に教える前に、ちゃんと負の数を数として、頭の中で数直線上を動かせるようになりたい。数直線上で+はどっちで-はどっち、というのをしっかりイメージ出来るようになっておきたい。


こうして新学期の最初の授業からは、ようやく正負の数の四則演算に入っていく予定である。


中1国語、中学校の教科書での最初の物語文は西加奈子の「シンシュン」である。教科書のための書下ろしなので、極めて淡味(うすあじ)の西加奈子であり誰にでも受け入れられる物語り文であろう。物足りなさを感じるむきは本屋さんの文庫コーナーで西加奈子を手に取ってみてはどうだろうか。(注2)

最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは今日は、このへんで。







注1:多くの場合、予告編の雰囲気的に女子の方から見に行こって言ったんだろうな、吉沢亮かっこいいし(偏見)。

注2:かく言う私は、関西風純文学(又吉直樹とか)がどっちかといえば苦手である。





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