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dai さんの日記
2024
6月
15
(土)
00:49
本文
下記の本きっかけで10年以上ぶりくらいで聞いてみたけど、2人の息がぴったりと合っているとすごく清々しい曲だ。(注1)
こいつの癖はもう知っている
ほら飛んだ、跳ねた
おっさんの手習いで、今何か1曲弾けるようになれるとしたら、
Billy Joelの”PIANO MAN”を演りたい。
昔、京都は川端三条上がるにあるビルの2階に、客席にグランドピアノが置いてあるパブ(英国風立ち飲み屋)があった。
階段を上がって右側の扉を開けると、すぐ左側にカウンターがある。ジントニックを頼むと、店員さんがグラスに氷を4つ5つカランコロンと放り込み、頭に上に並んでいる酒瓶からぴったり1オンスのジンと、水鉄砲みたいな機械でトニックウォーターを注ぎ込む。マドラーを2,3回クルクルってやって手渡してくれるので、500円硬貨と引き換えにそれを受け取って店の奥へ。
止まり木代わりに使われているピアノにもたれかかるようにして、ツレと取り留めないおしゃべりをする。たまに興に乗ると、1曲演らせてくださいって弾いたのはGeorge Winston(注2)の“Longing/Love”だ。
ツレが吸っていたのは黄色のアメスピだった。パッケージには羽飾りを付けたネイティブアメリカンの男がひとり佇んでいる。
アメスピは100%オーガニックな紙巻きたばこである。「オーガニック自然100%」なんてものはいつでも健康的で自然に優しいわけじゃないぞ。
話が明後日の方向に行ってしまったが、全部ミセス(注3)が悪い。あのMVは英国紳士も吃驚の強烈ブリティッシュ帝国主義ブラックジョークなんかではなくて(わざとやったら即消しして謝罪コメントなんか出さないはず)、たぶんオーガニック100%のイノセントな作品(肯定しているわけではない)だったんだよ。
『おわかれはモーツァルト』 中山七里 宝島社文庫
盲目の天才ピアニスト、ショパンコンクールの入賞者榊場龍平は、自宅の練習所で起きた殺人事件の重要参考人となる。動機はあるしアリバイはない。おまけに被害者の腕時計に龍平の指紋がばっちりついている。真犯人は誰?
岬洋介シリーズの見どころはピアノの演奏シーンである。本作でも榊場のコンサートシーンが詳細に描かれている。曲はモーツァルトピアノ協奏曲第20番。
では、授業の時間だ。
英語のテキストに、オズの魔法使いを引き合いに出して、「ミュージカルはオワコンだけど名曲は今でも歌い継がれている」(悪意ある要約)と書いてあった(注4)。
そこで、“Over the Rainbow”をカバーしていたトータス松本と倉木麻衣の名前を出してみたけど、授業を受けていた生徒たちの反応はいま一つ。「誰?」って感じのリアクションだった。
Oh, ジェネレーション・ギャップ!
倉木麻衣が初めてコナンのOPに起用されたのは“Winter Bells”(2001年)。そうか君らが生まれるよりずいぶん前か。(注5)
臨時代講ということで中2数学(GH2S)なんて久々に見たんだけれど(このままレギュラーになる見込み)、「割合」とかさっぱりやな。「倍」だったら分かるようなのでまだ見通しは明るいかな。割合と倍は基本的におんなじ概念やで。
定期テストが済んだらそのへんを鍛え上げていこうか。この技術は一生モンやで。
それでは今日は、このへんで。
注1:W.A.モーツァルト「二台のピアノのためのソナタ二長調」
一橋大生と芸大生の男子二人で引いていたのを見た。かっけーってなった
注2:アメリカの作曲家でピアニスト。1949年ミシガン州生まれ。2023年6月4日ペンシルベニア州で死去。
注3:Mrs.GREEN APPLEの新曲「コロンブス」MV炎上の末MV解禁(6月12日夜9時)から24時間持たずに公開停止・削除となった件。
注4:英語のテキスト「俺はそこまで言っていない」
注5:せやかて、一番最近は“ZEROからハジメテ”(2021年)やで
こいつの癖はもう知っている
ほら飛んだ、跳ねた
おっさんの手習いで、今何か1曲弾けるようになれるとしたら、
Billy Joelの”PIANO MAN”を演りたい。
昔、京都は川端三条上がるにあるビルの2階に、客席にグランドピアノが置いてあるパブ(英国風立ち飲み屋)があった。
階段を上がって右側の扉を開けると、すぐ左側にカウンターがある。ジントニックを頼むと、店員さんがグラスに氷を4つ5つカランコロンと放り込み、頭に上に並んでいる酒瓶からぴったり1オンスのジンと、水鉄砲みたいな機械でトニックウォーターを注ぎ込む。マドラーを2,3回クルクルってやって手渡してくれるので、500円硬貨と引き換えにそれを受け取って店の奥へ。
止まり木代わりに使われているピアノにもたれかかるようにして、ツレと取り留めないおしゃべりをする。たまに興に乗ると、1曲演らせてくださいって弾いたのはGeorge Winston(注2)の“Longing/Love”だ。
ツレが吸っていたのは黄色のアメスピだった。パッケージには羽飾りを付けたネイティブアメリカンの男がひとり佇んでいる。
アメスピは100%オーガニックな紙巻きたばこである。「オーガニック自然100%」なんてものはいつでも健康的で自然に優しいわけじゃないぞ。
話が明後日の方向に行ってしまったが、全部ミセス(注3)が悪い。あのMVは英国紳士も吃驚の強烈ブリティッシュ帝国主義ブラックジョークなんかではなくて(わざとやったら即消しして謝罪コメントなんか出さないはず)、たぶんオーガニック100%のイノセントな作品(肯定しているわけではない)だったんだよ。
『おわかれはモーツァルト』 中山七里 宝島社文庫
盲目の天才ピアニスト、ショパンコンクールの入賞者榊場龍平は、自宅の練習所で起きた殺人事件の重要参考人となる。動機はあるしアリバイはない。おまけに被害者の腕時計に龍平の指紋がばっちりついている。真犯人は誰?
岬洋介シリーズの見どころはピアノの演奏シーンである。本作でも榊場のコンサートシーンが詳細に描かれている。曲はモーツァルトピアノ協奏曲第20番。
では、授業の時間だ。
英語のテキストに、オズの魔法使いを引き合いに出して、「ミュージカルはオワコンだけど名曲は今でも歌い継がれている」(悪意ある要約)と書いてあった(注4)。
そこで、“Over the Rainbow”をカバーしていたトータス松本と倉木麻衣の名前を出してみたけど、授業を受けていた生徒たちの反応はいま一つ。「誰?」って感じのリアクションだった。
Oh, ジェネレーション・ギャップ!
倉木麻衣が初めてコナンのOPに起用されたのは“Winter Bells”(2001年)。そうか君らが生まれるよりずいぶん前か。(注5)
臨時代講ということで中2数学(GH2S)なんて久々に見たんだけれど(このままレギュラーになる見込み)、「割合」とかさっぱりやな。「倍」だったら分かるようなのでまだ見通しは明るいかな。割合と倍は基本的におんなじ概念やで。
定期テストが済んだらそのへんを鍛え上げていこうか。この技術は一生モンやで。
それでは今日は、このへんで。
注1:W.A.モーツァルト「二台のピアノのためのソナタ二長調」
一橋大生と芸大生の男子二人で引いていたのを見た。かっけーってなった
注2:アメリカの作曲家でピアニスト。1949年ミシガン州生まれ。2023年6月4日ペンシルベニア州で死去。
注3:Mrs.GREEN APPLEの新曲「コロンブス」MV炎上の末MV解禁(6月12日夜9時)から24時間持たずに公開停止・削除となった件。
注4:英語のテキスト「俺はそこまで言っていない」
注5:せやかて、一番最近は“ZEROからハジメテ”(2021年)やで
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