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先日、中３のクラスで文法の確認テストを出した。
そして、私はいつものように
「不合格者は直しを提出してOKをもらって帰ってください」
と指示を出した。

授業解説後、生徒の一人のオガーがテストの直しを持ってきた。
ふと見ると、持ってきたテスト用紙の隅になにやら書いてある。


「難しすぎるやないかい」（←筆圧が強め）


(/ω＼)ｲﾔﾝ
オガーってば、めっちゃ喜んでる！！
テスト作ってよかったわぁ～。



（生徒が生徒なら先生も先生）



全員が確認テストに合格したら、授業後に誰もそばに来てくれないのがさみしいので、たまにたくさん来てくれるように仕組んでいるという疑惑ありの国語担当のなかしゃんです。
こんにちは。
居残りさせるのは、生徒にはわかってないまま家に帰らせるつもりがないだけです。不合格者が居残りをサボって帰ろうもんなら激おこぷんぷん丸です。




最近、中１の生徒の勉強の取り組みが目に入ります。
国語の授業のある日の前に誰よりも早く教室に来て、漢字練習している生徒がいる。
授業のない日にも自習に塾に来て、提出物をこなしている生徒もいる。
自分で考えて、自分で決めて、そうやっている。
春には全くできてなかった自主的な学習習慣がようやくついたのか。
遅っ。

塾講師の私としては
「テストの点数が高得点という結果が出てなければ、その努力は努力になってない」
と厳しいことを言うところだが、できないところからできるところまでの準備である助走距離を黙々と走っているような姿を見ていると
「お前、頑張っているなぁ。やるヤツは絶対あとから伸びてくるからな」
とやっぱり嬉しくなるし、応援したくなる。
家でがんばっていても、塾でがんばっていても、どこで勉強してもいい。
結果がついてこない苦しいときも乗り越えてほしいと思います。


私はそう思いつつも、口では「まだまだできるやろ」と追い込みますが。
鬼ごっこでは鬼役が一番オモロイのと同じなので。




（性根がリアル鬼）