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dai さんの日記
2022
8月
23
(火)
14:38
本文
お盆休みのいちばんの思い出。
「ミロ、味はココアのようだ。」
「ミロがココアですって?ミロは麦芽よ。あなたと私の。牛乳が無いのに、ミロだけ残ってるなんて滑稽だわ。」
せっかくのお盆休みだったが、遠出は自粛した。(遠出とわ)
『よろこびの歌』 宮下奈都 実業之日本社文庫
「著名なヴァイオリニストの娘で、声楽を志す御木元玲は、音大付属高校の受験に失敗、新設女子高の普通科に進む。挫折感から同級生との交わりを拒み、母親へのコンプレックスからも抜け出せない玲。しかし、校内合唱コンクールを機に、頑なだった玲の心に変化が生まれる。」
玲のクラスメイト達は、それぞれの事情に屈折した思いを抱いて高校に進学してきたが、同級生たちとの交流を通じて、心のベクトルが自分から周りの人へと向いてゆく。いわば、「利己」から「利他」へとマインドが移ってゆくのである。そんな彼女たちの成長の様子が、ハイロウズの名曲と共に、優しい筆致で描かれている。
セットリストは次の通り。
do よろこびの歌
re カレーうどん
mi NO.1
fa サンダーロード
sol バームクーヘン
la 夏なんだな
si 千年メダル
では、授業の時間だ。
滋賀の各高校、夏季休暇の課題に、新書を課しているようである。
膳所1年のように課題リストから1冊選んでレポートを課す形式のものから、某高校のように何でもよいから10冊読みうち3冊についてレポート(本紹介)を書けというものまで、いろいろである。
新書を読むのは良いことだが、玉石混交なのは否めない。
内容がレポート用紙1枚にまとめられるようなうっすいもの、ガンは標準医療を受けずに放っといたら治るとかいうトンでもなもの、主張に何ら根拠がなく筆者自身が都合の悪いエビデンスはなかったことにすると公言しているものなど、「石」の中には高校生に読ませるには有害ではないかと思われるものが散見されて、ちょっと怖い。
課題図書リストが指定されている場合は、担当の先生の意図があるものだろうからもんだいないが、何でもよいと言われるとちょっと…。
タイトルで興味を持って読んでみて、つまらなかったり、内容に疑問を持ったら、ほかの本をよんでみるべきだ。
夏休みもあとわずか。暑いのはしんどいけど、なんだか名残惜しいなあ。
それでは今日は、この辺で。
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