@
なかしゃん さんの日記
2022
7月
14
(木)
22:43
本文
先日、中3のあるクラスで
「中3は受験生だ。夏期講習はまとまった時間で勉強できるチャンスだからな。今年の夏は勉強やりまくれ」
という話をした。
生徒みんなが一斉に「うわぁ・・・」という顔をして空を仰いだ。
そのなかで生徒の一人が隣の生徒にぼそりと話しかけたのが聞こえた。
「勉強が恋人だと思えばいい」
名言キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
キャプテン翼のセリフの「ボールは友達」に匹敵するね。
さすが、魔界で活躍する覚悟を持っていることだけはあるよ。
なんならアンタはもう私の中では魔王に認定だよ。
(恋人の名は『数社英理国(かずやしろえりこ)』ということで)
夏期講習の国語担当のなかしゃんです。
こんにちは。
夏期講習をデートのように待ち焦がれています。
先日、中1のある生徒が授業前に助けを求めてきた。
かねゴン:「先生、漢字を毎日練習しているのにどうしても覚えられません・・・どうしたら覚えられますか?」←めっちゃ悲しそう
中1の漢字テストに出す漢字は彼らが知らない漢字ばかりで、それを覚えて来いというのが課題です。
知らないの漢字を覚えて来いというのは、なかなかハードルが高い。
なかしゃん:「ああ、そう。じゃあ、まず、この漢字を順番に読んで」
つっかえながらも、彼は漢字をなんとか読めていた。
漢字はまず読めなければ話にならない。
漢字の読みはできているようなので覚え方のコツだけ伝えることにした。
なかしゃん:「あのね、漢字を覚えるときは、漢字をパーツに分けて覚えるといいんだ」
私は、不要になったプリントの裏紙を持ってくるように言って、そこに漢字を書くよう言った。
なかしゃん:「『肩』って漢字で書いて」
かねゴン:「・・・・・・」←わからなくて固まっている。
なかしゃん「戸だなの『戸』を書いて、その下に『月』って書くんだ」
かねゴンは言われた通りに書いていく。
なかしゃん「次は『沼』って書いて。さんずい書いて、横に『刀』。その下に『口』。そうそう」
かねゴン:「さんずい・・・刀・・・口・・・」
なかしゃん:「『日陰』って書いて。日曜日の『日』。陰はこざとへん書いて、その横に『今』って書いて、その下にカタカナの『に』、その下にカタカナの『む』」
かねゴン:「あ、書けそう・・・」
漢字って文字を絵のように視覚で認識できる人は覚えるのが苦ではない。
だが、そうでない人は、画数の多い複雑な漢字は苦手な傾向がある。
そういうときは、漢字というでっかいかたまりを細かく分けて、そのパーツを組み立てると思って漢字を書いてみるといい。
その後、授業で漢字テストを行うと、彼は前回のテストは全く出来ていなかったが、今回の点数は飛躍的に上がっていた。
まあ、合格点は95点だから合格まではまだまだなんだが。
漢字の苦手な生徒が「読めない、書けない、わからない」という三重苦を背負っていても、私はサリバン先生のように寄り添って面倒を見てあげるよ。
しかし、彼女のようにさすがに首根っこを押さえて無理強いはできない。
生徒は牛や馬ではない。
そこまで無茶はしないよ。
(ある程度の無茶はするのか?)
生徒は伸びしろしかありません。
できないところがスタートラインだったとしても、右肩上がりならいいじゃん。
できなかったことができるようになっていく生徒を見ているのは楽しいです。
(よちよち歩きの赤ちゃんを見守るような目で)
「中3は受験生だ。夏期講習はまとまった時間で勉強できるチャンスだからな。今年の夏は勉強やりまくれ」
という話をした。
生徒みんなが一斉に「うわぁ・・・」という顔をして空を仰いだ。
そのなかで生徒の一人が隣の生徒にぼそりと話しかけたのが聞こえた。
「勉強が恋人だと思えばいい」
名言キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
キャプテン翼のセリフの「ボールは友達」に匹敵するね。
さすが、魔界で活躍する覚悟を持っていることだけはあるよ。
なんならアンタはもう私の中では魔王に認定だよ。
(恋人の名は『数社英理国(かずやしろえりこ)』ということで)
夏期講習の国語担当のなかしゃんです。
こんにちは。
夏期講習をデートのように待ち焦がれています。
先日、中1のある生徒が授業前に助けを求めてきた。
かねゴン:「先生、漢字を毎日練習しているのにどうしても覚えられません・・・どうしたら覚えられますか?」←めっちゃ悲しそう
中1の漢字テストに出す漢字は彼らが知らない漢字ばかりで、それを覚えて来いというのが課題です。
知らないの漢字を覚えて来いというのは、なかなかハードルが高い。
なかしゃん:「ああ、そう。じゃあ、まず、この漢字を順番に読んで」
つっかえながらも、彼は漢字をなんとか読めていた。
漢字はまず読めなければ話にならない。
漢字の読みはできているようなので覚え方のコツだけ伝えることにした。
なかしゃん:「あのね、漢字を覚えるときは、漢字をパーツに分けて覚えるといいんだ」
私は、不要になったプリントの裏紙を持ってくるように言って、そこに漢字を書くよう言った。
なかしゃん:「『肩』って漢字で書いて」
かねゴン:「・・・・・・」←わからなくて固まっている。
なかしゃん「戸だなの『戸』を書いて、その下に『月』って書くんだ」
かねゴンは言われた通りに書いていく。
なかしゃん「次は『沼』って書いて。さんずい書いて、横に『刀』。その下に『口』。そうそう」
かねゴン:「さんずい・・・刀・・・口・・・」
なかしゃん:「『日陰』って書いて。日曜日の『日』。陰はこざとへん書いて、その横に『今』って書いて、その下にカタカナの『に』、その下にカタカナの『む』」
かねゴン:「あ、書けそう・・・」
漢字って文字を絵のように視覚で認識できる人は覚えるのが苦ではない。
だが、そうでない人は、画数の多い複雑な漢字は苦手な傾向がある。
そういうときは、漢字というでっかいかたまりを細かく分けて、そのパーツを組み立てると思って漢字を書いてみるといい。
その後、授業で漢字テストを行うと、彼は前回のテストは全く出来ていなかったが、今回の点数は飛躍的に上がっていた。
まあ、合格点は95点だから合格まではまだまだなんだが。
漢字の苦手な生徒が「読めない、書けない、わからない」という三重苦を背負っていても、私はサリバン先生のように寄り添って面倒を見てあげるよ。
しかし、彼女のようにさすがに首根っこを押さえて無理強いはできない。
生徒は牛や馬ではない。
そこまで無茶はしないよ。
(ある程度の無茶はするのか?)
生徒は伸びしろしかありません。
できないところがスタートラインだったとしても、右肩上がりならいいじゃん。
できなかったことができるようになっていく生徒を見ているのは楽しいです。
(よちよち歩きの赤ちゃんを見守るような目で)
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