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前回のブログで体調不良でダウンしたと書きましたが、何人かの生徒が声をかけてくれました。
いい子たちです。


生徒：「先生、大丈夫ですか？」

なかしゃん：「ヤバかったよ。マジで死ぬかと思ったわ。シャワーを浴びた直後で、浴室を出たところで動けなくなったんだよね。ダンナさんが帰って来たとき、私は全裸で倒れたままだったから、完全に殺人現場みたいだったよ(笑)」

生徒：「ええぇ・・・・」←思った以上のひどさに引く


「ドラマのシーンを再現してやってみた」的な人生を送る国語担当のなかしゃん。です。
こんにちは。
人生いろいろ。




今まで成績に関心が薄かった生徒も、中３になると秋は真剣に成績が気になる時期になります。
他人の成績を知っても何の意味もないのに、他の人の成績まで気になるようです。

テストの結果を見て、点数が良かったり、前より上がったりしていたときはやる気は続きます。
でも、得点や偏差値といった数字が悪いと凹みますよね。


なかしゃん：「あのね、成績って比例のグラフみたいに直線で進まないんだよ。上下に蛇行しながら上昇するの。成績がいいときは『ああ、今の感じでがんばるぞ！』ってやっていけばいいよね。成績が悪いときに『もうやっても無駄。どうでもいいや』って思っちゃダメだよ。勉強を諦めたら上昇の蛇行をしないで墜落しちゃうからね。成績が悪くても勉強を続けていれば上昇するときも来る。大切なのは大局で見るということ。大局とは大きな流れのこと。高校入試の直前に振り返った時『実力がついて、ここまで来ることができました！』っていうのがいいのよ」


人生右肩上がりが最強です。
「生まれたときから恵まれて、何も変わらずなんとなく生きてきました」って人生の何がおもろいねん。
赤ん坊のときから老人になるまで変化なし・成長なしってことはない。
病院の心電図のご臨終グラフみたいな人生はないよ。
蛇行して上昇する右肩上がりか、蛇行して右肩下がりか、蛇行してプラスマイナスゼロか。
人生を長い目で見ればそんなもんです。
自分次第でどの蛇行でも生きられる。
選ぶのは自分だ。

まあ、そうは言っても反論は自分の中から出てくる。
「こんなにやっても上昇しないじゃん」って。
でも、ブツブツ文句いうんじゃなくて、「わからないから誰かに聞いてみよう」って方法を探すとか「このやり方とは違う他の方法でやってみよう」って工夫するとか、できることはあるはず。

高校生でプロ棋士になれる人もいるんだもん、人生を大局で見ることくらい中学生でできてもおかしくないでしょ。
ただし、人生を甘く見て「努力しなくてもなんとかなる」とナメていると、痛い目に遭うので気を付けましょう。

将来「大切なことは塾からも教わった」と思えたら塾に通った意味あるよな。
塾に来たらいつも「知識と考え方」をお土産に持って帰ってください。
先生達は惜しみなく提供しています。