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dai さんの日記
2020
7月
15
(水)
16:47
本文
タイミング的に。
今回はそういう話をまとめて言う機会なしになし崩し的にテスト期間に入ってしまった感がある。1年生には個別にちょっとずつ伝えているし、まあいいか。
今夏8月1日より、琵琶湖岸のどこかで「非密の花火大会inびわ湖一周」(タイポではない)が行われる。毎週土曜夜とのことである。わざわざ探しに行くことはせず、偶然の出会いがあればいいな。(注1)
『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ』 川上和人 新潮文庫
語彙がすごい(語彙力…)。(少なくとも読んで意味が分かる程度に)語彙があれば、めちゃめちゃ(語彙力…)楽しめる、「汗と笑いの自然科学エッセイ」である。電車の中や喫茶店など衆人環視の環境で読むのは危険である。顔が自然ににやけてきて危険人物視されるからである(いまはマスクがあるから大丈夫)。
それはともかく、こういう本を楽しめる子を育てたい。
もっとも、私はこういう本をテスト前になると読みたくなってしまう子だったから、その点だけはマネしてほしくないが…
さて授業の時間だ。
「練習は嘘をつかないって言葉があるけど、頭を使って練習しないと普通に嘘つくよ。」(ダルビッシュ有)
定期テスト前になると、学習事項の理解をほったらかしにして目に入ってくる文字列の暗記に走るような勉強をやりだす子がいるけど、時間と手の筋肉の無駄。
やってはいけない勉強法
1 教科書眺めてるだけ勉強法。眺めてるだけで頭に入るなら苦労しない。
2 ひたすら文字列を書き写すだけ勉強法。苦労ばっかりで実はほとんどない。頭を使っていないからだ。
3 答えを赤で書き写して終了勉強法。だからそれワークが答えを覚えただけであなたは一ミリも理解していないから。
4 過去問丸暗記勉強法。過去問と同じ問題が出るとでも?レベルを知るために何も参照せずにガチでやるから意味があるのであって。
私が考える多分一番効率の良い試験勉強法
1 学習範囲(多少外れていてもよい)の問題を、ガチで解く。(学校のワークか、塾のワーク。普段の勉強で一方をやってしまっているのなら他方を利用しよう。トップの塾生の数学については先生に問題をもらおう。というか否応なく問題が配られるだろう。)
2 解いたときに、「知らない」「できない」「思いつかない」問題にマーク。
3 答えを写すというよりか、調べたり、先生に聞いたりして、理解。
4 後刻、類題を解きなおし。
イメージはインプット:アウトプットが4:6ぐらい。
ここで、通常授業で一度しっかり理解しているのであれば、上記2の問題はそんなにたくさんないはず。だから提出物が仕上がった1週間前以降は、むしろ勉強時間が減ってよいくらいだ。(ここで本当のトップクラスの人(東大とか京大にさらっと受かるような人)というのはその期間を利用して自分の興味関心を深堀りしていたりする(「もっとレベルの高い問題ちょうだい」とリクエストされることがある)。まあそれで100点取れなかったりすることはままあるが…)
注1:「密」を避けるため、打ち上げの様子は配信するので自宅で鑑賞してね、というのは主催者の弁。
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