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dai さんの日記

 
2020
3月 30
(月)
16:53
トップの本棚〜手洗い励行
本文
空気感染する可能性が極めてちいさなウイルスに対する感染症対策は、什器の消毒、手指を清潔に保つ(清潔でない手指で口や鼻を触らない)ことにつきる。

手指を清潔に保つにはアルコール等による消毒もよいが、手洗いの徹底が有効である。

手洗いは指先から手首まで、30秒程度以上行うのがよいとされる。30秒を数えるのは面倒なので、歌を歌うとよい。

世の中に出回っているのは「HAPPY BIRTHDAY」を2回歌うというものだが、私はしばらくの間、次の2曲を推奨したい。

小学生向けには、「ABCの歌」×2である。
♪A,B,C,D,E,F,Gー
 H,I,J,K,LMNOPー
 Q,R,Sっ T,U,Vー
 W,Xっ Y and Zー
Now my know my ABCs
Next time won’t you sing with me

BとV、GとZが全く違う口であること、BとP、FとV、GとJが同じ口であることを意識して歌うのだ。最後の2行もしっかり覚えて歌おう。

中学生には「歴代中国王朝の歌(簡略版)」×2はいかがだろうか。
ヨ〇バシカメラのCMソングのメロディーで歌うのだ。

♪いん(殷)しゅう(周)しん(秦)かん(漢)さんごっく(三国)しん(晋)
 なんぼっくちょー(南北朝)ずい(隋)とう(唐)ごーだいっ(五代十国)
 そう(宋)げん(元)みん(明)しん(清)ちゅうかみんこく(中華民国)
 ちゅうーかじんみんきょうわっこくっ(ウメダのヨドバシカ・メ・ラ)


『しずかな日々』  椰月美智子  講談社文庫


小5男子のひと夏の親離れの物語。おじいさんの家で夏休みを過ごす。取り立てて何か起こることもなく(草むらを探検していたら殺人事件の現場に遭遇などというシーンは一切出てこない)淡々と時が過ぎてゆく。その中で、弱虫で引っ込み思案な少年は、精神的に大人になってゆく。

子どもが読めば、ごく自然に当事者の目線になるだろう(物語はずっと「ぼく」という一人称で進む。椰月美智子は児童文学の人だ)。大人が読めば、子どもを連れて劇場版クレヨンしんちゃんを観に行ったお父さんよろしく涙が止まらなくなるかもしれない。


さあ、授業の時間だ。


指導要領の改訂に伴い、テキストの内容が一部変更になっている。小学5年の学習コース国語は、従前はマリーゴールドからの椰月美智子でスタートだったが(この流れが好きだった)、ススキのフクロウからの石田衣良になっていた。ちょびっと表現技法が大人で、普通の小学5年生は少し難しそうだ。(お話自体はドッジボール大会の二人の男の子の話だが)

小学生の間に硬軟織り交ぜていろいろな物語に触れることは、大人になるために必要な感情を言語化することの、よい訓練になる。登場人物の心情変化を追えるようになることが大きな到達目標の一つである。

九州の田舎のほうへ引っ越してきた女の子(切り取られた部分に明示されていないが、たぶんそうだろうと推察できる部分がある。それを読解するのが授業のめあて)が転校先で友達ができ、秋になったらススキでフクロウを作ろうね、という話だったので、授業の後半は「フクロウって漢字でどう書く?」というフリから漢字の成り立ちについての勉強になった。

漢字の成り立ちについては、とりあえず4種類(象形文字、指示文字、会意文字、形声文字)でよいだろう。

フクロウは木にとまっている鳥(梟)だから会意文字ということでいいのかな(テキトー)。


どんどんコースは、私が担当の時間、ネタをいっぱい用意して待ってる。算数は平面図形、国語は類義語対義語に偏っているけれど。
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