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dai さんの日記
2020
2月
11
(火)
16:58
本文
* 月初のタイムセールで購入した5冊のうちの3冊目。
高校時代、阪急電車で通学していた。通学経路の都合上、梅田に行くには片道120円だか150円だかの乗り越し切符を買って十三(じゅうそう)大橋を渡らなければいけなかった。思い立ったらすぐに遊びに行ける距離だが、制服がダサかったから、帰りに寄り道しようなどとは思わなかった。
『夏が僕を抱く』 豊島ミホ 祥伝社文庫
『妄想とツッコミで読む万葉集』(1月9日の当ブログで紹介)の著者三宅香帆さんが中学時代に好きだったという幼なじみをテーマとした短篇集。あんなに近くにいたのに、いつのまにか離れてしまった幼なじみ。それぞれの思い出の中にある、大事な時間と相手。
まあ、大学院を出たばかりのお姉さんが紹介するからよいのであって、私のような40過ぎたおっさんが賛辞を述べたところで気色悪いだけかも。
実際読んでいて、同級生女子が話しているエロ話を通りがかりで聞いてしまった男子中学生のような気恥しさを感じたりしたわけで。
思春期のずくずくした性欲や心許なさや潔癖さを、さらりとした筆致で描く佳作。綿矢りさをして「いいな〜幼なじみ」と言わせる(文庫解説参照)だけのことはある。
対象読者中2以上女子といったところだろうか。ただし女子の中でも好き嫌いははっきり分かれそう(個人の感想です)。
近くにいる人の体温を表現する感じがaikoの歌詞の世界観に近い気がする。
「カブトムシ」、「花火」、「三国駅」…
あそこのボウリング場には、なぜか行く機会はなかった(注1)けれども。
さて授業の時間だ
小6膳所コース理科は、少しずつ中学生モードへ。
出している宿題は答えをノートに書いて丸付けするだけなら10分で終わる分量(てことか化学反応のところはもうちょっとこってりした宿題だったけど)。でもそれだけでお茶を濁していたら確認テストは取れないようになっている(地頭がよっぽどよければ別だし、そういう子はもっといろいろ解いたり調べたりすればよいし、現にそうしていることだろう)。
宿題にこんなのがあったので、いろいろツッコんでみる。
ア ぎょう灰岩 イ さ岩 ウ かこう岩 エ 安山岩
選択肢の問題だと、答えが合っていたらそれで終わりにしがちだけれど、それではあんまりできるようにはならない。だから宿題のチェックのときに、じゃあ「ア ぎょう灰岩」ってなぁにと尋ねる。そこから堆積岩と火成岩のことや火山の形に至るまで話を膨らませてどんどん当てて訊いていく。
2月の実力テスト、栗東校の中2、理科はまずまず、社会は大敗。理科は80点前後取れれば及第点と言えるセット。苦手と思われた電流と磁界の範囲も、おおむね8割くらい取れている。
社会はひどい。江戸から明治の300年間弱が範囲だが、平行する世界史が弱い(注2)のか、選択肢の振りが少々いやらしいのか、全く歯が立たなかった。学年末テストが終わったら(多分範囲は地理)、塗り重ねるように知識を深堀りしていろいろな知識がもっと有機的につながるようにしていこう。
大将軍中2理科は無事学年範囲をコンプリート。栗東もあと1回(日本の天気)で終わり。テスト明けの授業は中1,2年範囲の公立入試問題でご機嫌をうかがうことにしよう。
おしらせ
説明会ご予約受付中(お電話にてどうぞ)
グリーンヒル校
2月16日(日)、3月1日(日)いずれも13:00〜14:30
大将軍校
2月23日(日)13:00〜14:30、3月7日(土)10:00〜11:30
栗東校
2月22日(土)10:00〜11:30、3月7日(土)13:00〜14:30
平日昼間に個別説明、相談も承っております。面談のお時間のご相談、お問い合わせもお気軽にお電話でどうぞ。
注1:友達とボウリングをするときは、千里中央のセルシーか、高槻のO2(オーツ―=高橋大輔選手や織田信成選手が育ったあのスケートリンクと同じ建物)が定番だった。
注2:でも「イギリスで名誉革命(1688)があった頃、日本では綱吉が生類憐みの令(1687)を出していて、文化としては元禄文化華やかなりし頃で〜」とか普段からやっていたわけで(やったの去年の期末テストより前だけど)。復習のさせ方もうちょっと考えないとな、と反省。
高校時代、阪急電車で通学していた。通学経路の都合上、梅田に行くには片道120円だか150円だかの乗り越し切符を買って十三(じゅうそう)大橋を渡らなければいけなかった。思い立ったらすぐに遊びに行ける距離だが、制服がダサかったから、帰りに寄り道しようなどとは思わなかった。
『夏が僕を抱く』 豊島ミホ 祥伝社文庫
『妄想とツッコミで読む万葉集』(1月9日の当ブログで紹介)の著者三宅香帆さんが中学時代に好きだったという幼なじみをテーマとした短篇集。あんなに近くにいたのに、いつのまにか離れてしまった幼なじみ。それぞれの思い出の中にある、大事な時間と相手。
まあ、大学院を出たばかりのお姉さんが紹介するからよいのであって、私のような40過ぎたおっさんが賛辞を述べたところで気色悪いだけかも。
実際読んでいて、同級生女子が話しているエロ話を通りがかりで聞いてしまった男子中学生のような気恥しさを感じたりしたわけで。
思春期のずくずくした性欲や心許なさや潔癖さを、さらりとした筆致で描く佳作。綿矢りさをして「いいな〜幼なじみ」と言わせる(文庫解説参照)だけのことはある。
対象読者中2以上女子といったところだろうか。ただし女子の中でも好き嫌いははっきり分かれそう(個人の感想です)。
近くにいる人の体温を表現する感じがaikoの歌詞の世界観に近い気がする。
「カブトムシ」、「花火」、「三国駅」…
あそこのボウリング場には、なぜか行く機会はなかった(注1)けれども。
さて授業の時間だ
小6膳所コース理科は、少しずつ中学生モードへ。
出している宿題は答えをノートに書いて丸付けするだけなら10分で終わる分量(てことか化学反応のところはもうちょっとこってりした宿題だったけど)。でもそれだけでお茶を濁していたら確認テストは取れないようになっている(地頭がよっぽどよければ別だし、そういう子はもっといろいろ解いたり調べたりすればよいし、現にそうしていることだろう)。
宿題にこんなのがあったので、いろいろツッコんでみる。
ア ぎょう灰岩 イ さ岩 ウ かこう岩 エ 安山岩
選択肢の問題だと、答えが合っていたらそれで終わりにしがちだけれど、それではあんまりできるようにはならない。だから宿題のチェックのときに、じゃあ「ア ぎょう灰岩」ってなぁにと尋ねる。そこから堆積岩と火成岩のことや火山の形に至るまで話を膨らませてどんどん当てて訊いていく。
2月の実力テスト、栗東校の中2、理科はまずまず、社会は大敗。理科は80点前後取れれば及第点と言えるセット。苦手と思われた電流と磁界の範囲も、おおむね8割くらい取れている。
社会はひどい。江戸から明治の300年間弱が範囲だが、平行する世界史が弱い(注2)のか、選択肢の振りが少々いやらしいのか、全く歯が立たなかった。学年末テストが終わったら(多分範囲は地理)、塗り重ねるように知識を深堀りしていろいろな知識がもっと有機的につながるようにしていこう。
大将軍中2理科は無事学年範囲をコンプリート。栗東もあと1回(日本の天気)で終わり。テスト明けの授業は中1,2年範囲の公立入試問題でご機嫌をうかがうことにしよう。
おしらせ
説明会ご予約受付中(お電話にてどうぞ)
グリーンヒル校
2月16日(日)、3月1日(日)いずれも13:00〜14:30
大将軍校
2月23日(日)13:00〜14:30、3月7日(土)10:00〜11:30
栗東校
2月22日(土)10:00〜11:30、3月7日(土)13:00〜14:30
平日昼間に個別説明、相談も承っております。面談のお時間のご相談、お問い合わせもお気軽にお電話でどうぞ。
注1:友達とボウリングをするときは、千里中央のセルシーか、高槻のO2(オーツ―=高橋大輔選手や織田信成選手が育ったあのスケートリンクと同じ建物)が定番だった。
注2:でも「イギリスで名誉革命(1688)があった頃、日本では綱吉が生類憐みの令(1687)を出していて、文化としては元禄文化華やかなりし頃で〜」とか普段からやっていたわけで(やったの去年の期末テストより前だけど)。復習のさせ方もうちょっと考えないとな、と反省。
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