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dai さんの日記

 
2019
8月 29
(木)
17:34
栗草本棚―forとtoの使い分け
本文
今年の8月最後の土日、1枚余った18きっぷを消化すべくフェリーで四国へ向かった。おかげで、帰りに立ち寄った高松のうどん屋さんでのひとときを除き、見たくないもの(注1)をほぼ見ないで済んだ。フェリーのTVはNHKだったのだ。

『英文法の核』  西きょうじ  東進ブックス    


難関大学を目指す受験生必読の参考書「ポレポレ」の著者による英文法参考書。大学入試レベルの英文を読んだり、英作文の問題をやったりしているときに、疑問がわいたところ、気になったところがあればさっと引くのに便利である。付属のCDを用いてディクテーションの練習をするのも良い。
品詞の説明から入って述語動詞を核に説明が展開されているので、意欲のある中学生は最初の1章まで目を通しておくのも良いだろう。


さて授業の時間だ。

代講で入った2Z英語で次のような質問が来た。
「“She is kind to him.”のtoはforではいけないのか。」
実に良い質問である。
感情を表す形容詞について、感情をぶつける相手を指す前置詞は形容詞によって決まっている。たとえばangryはふつうwithかatを用いる。出てくるたびに覚えるより他ない。
その日授業では「文型」の復習をした。SVO1O2はSVO2to/forO1と書き換えることができる。
この場合もいちいち動詞ごとにtoかforか覚えなくてはいけないのか。
今日はその辺りのポイント(見分け方)をお話しした。ポイントをマスターすれば、基本的には見分けがつくのだ。(なお後で確認したところこのポイントは「英文法の核」p37に載っていた)
この見分け方で判断するに、kindはtoの方がしっくりくるね、なんて話をした。(angryがatになるのは説明できないが…)

2年理科の各クラスで実験をした。クエン酸(C6H8O7)と炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)の反応である。酸とアルカリの中和だから発熱反応になりそうだが、結構な勢いで吸熱反応する。今回の実験環境では15℃くらい温度が下がるのだがガラス越しでは(大将軍ではうっかり電子レンジ対応のコップを使ってしまった。)実感しにくかったようだ。勇気のある何人かの子は直接手に取ってみて、思わぬ冷たさにびっくりしていた。(安全に十分配慮して実験をしています。)レベルの高いクラスでは「過不足なく」反応させるには両物質をそれぞれどんな質量比で反応させればよいかデータを与えて計算してもらう。


注1:「がんばれ言うな、がんばっとんねん」という気持ちになる、チャリティなのか?という番組。きょうび一昼夜やる意味あるのだろうか?
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