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dai さんの日記

 
2019
7月 27
(土)
22:25
りつくさほんだな―夏合宿
本文
この夏初めて蝉の声を聞いた。先週休暇をもらって行った伊勢神宮でのことだった。蝉の声を聞くと梅雨明けという気分になる。現に、週明けに梅雨明けが宣言された。


『国語、数学、理科、漂流』  青柳碧人  文春文庫


塾で夏合宿かぁ、楽しそうだなあ。でも夏合宿をするなら中3の夏期講習代は今の倍近くに膨らむだろうから割に合わない、と思う。トップの中3生について言えば、夏休み期間中は(時間割によっては)日帰り合宿みたいな時もあるだろうし、実践講座(注1)が始まったらなおのことである。


事件は塾の合宿中に起こる。生徒2人と先生1人、それに宿の従業員が1人、行方不明になってしまうのだ。
カバーによると、「三人は一体どこに消えてしまったのか。ますます勉強が楽しくなる愛と感動の塾ミステリー」ということなのだそうだ。


さて授業の時間だ。

「漂流」というタイトルがあったから、というわけではないが小6の漢字の問題に「漂う」が出てきたから、読める?と訊いてみたところなかなか正解が出てこなかった。「彷徨う」とか「戦う」とか「抗う」とかいろいろな答えが出た。おもしろかった。

夏期の3T数学では、アリエナイ理科の問題(食塩水の濃度の問題)に取り組んでもらった。『国語、数学…』の中に出てくる「科目クエスション」の理科の問題だ。
xグラム移してよくかき混ぜた後2xグラム戻すので分母がとんでもないことになってしまう。
それでも彼らはなまじ計算力があるから、たてた方程式を辺々整理して
x^2-500x+22500=0
まで行くことができ、因数分解して答えを出し壮快な気分になったところでどんでん返しが待っている、という寸法だ。種明かしを聞いた彼らは休み時間に備え付けの「スーパー理科辞典」を引いて、食塩水の濃度を計算し深く納得していた模様。

りつくさ中2社会もなかなか楽しい。世界地理から入って、ASEANとOPECそれにECをコンプリートした。「OPEC14の加盟国すべて挙げよ」の問いに対し「赤道ギニア」が生徒から挙がったのはびっくりだ。お盆前3回の授業は歴史をやることにするね(古代~奈良時代を予定)。
グリーンヒル中2社会はカリキュラム上歴史一辺倒(実力テストの点数を取らせることを考えるならむしろグリーンヒルのカリキュラムの方がが合理的だ)なのだが、こっちでもみんなにチャレンジしてもらおう。

注1:実践講座とは午前に5教科のテスト、午後にその解説授業と問題の解きなおしをする(原則全部できるまで帰れない)いわば1日合宿である(ご飯の時間も含め12時間以上塾にいる生徒も多数)。テストの順位と偏差値も算出され、教室内に貼り出される。夏休み末〜2学期末にかけて全10回実施する(このため3年生は9~11月、通常月より1万円ほど授業料をプラスしてお願いする…って1回あたりの受講料を考えるとどんだけ安いねん)。
なお、実践講座のみ受講の外部生は受け入れていないのであしからず。
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