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ある日、髪をくくっていたときに生徒にかわいいと言われました。
別の日、髪をおろしていたときもかわいいと言われました。

どっちがいいの？
どうしたらいいの？


・・・・・はっ！


そうか！私は存在しているだけでかわいいのか！


結論が明後日の方向へ一人歩きを始めた国語担当のなかしゃんです。
こんにちは。
思考の暴走には自信があります。




授業中、計画性の話をしていて、中2の生徒に聞いてみた。


なかしゃん：「こうなりたいなぁっていう思いで、人生のどれくらい先まで考えているの？」

生徒：「あまり考えてない」

なかしゃん：「そうかぁ。あまり考えてないかぁ。何かなりたいものってあるの？」

生徒：「俺、YouTuberになりたい。お金稼げそう」


さすが中2です。本気でそう思っているのがすごい。
そして、それを口に出して言えるのがすごい。

私は生徒の夢や希望は否定しません。生徒がそう思うのならばそれでいいと思っています。
生徒の考えが反社会的思想だった場合は、それがどれほど人生において損なことなのかをきっちり説明して再考するように話はしますが。


なかしゃん：「へぇ。毎日動画をアップできるの？毎日だよ？例えば毎日アイデアを日記に書ける？」

生徒：「それは無理―」


予想通りの返答でがっかりだよ。
無理って言うなよ。
そこはがんばっていこうよ。


なかしゃん：「じゃあ、ゲームを毎日できる？」

生徒：「それならできるー」


うん。
毎日できることとできないことがあると思っているのね。
でもそれは思い込みだからね。
やろうと思えば毎日やることはできるよ。
やりたいかやりたくないかだけでしょ？
本当にYouTuberになりたいなら、毎日毎日動画をアップできます。
したくてしたくてたまらないならできちゃうの。
動画を視聴してくれる人が増えたら、毎日じゃなくても見てもらえるのでそこまでは毎日頑張ってほしいね。


夢も希望もない人生はつまらないです。
なんでもいいので好きだと思うことは大事にしてほしいね。
それが何の役に立つのかなんてどうでもいい。
自分が好きなものは捨てなくてもいい。
捨てることはいつだってできるんだもん。

勉強だけが人生じゃない。
人生経験を積んだ方がいいと、大人はみんなわかっています。
ただ、勉強は若いうちはやっておいたほうがいい、つまり、優先順位が高い方がいいと思っているだけ。
なんで勉強は優先順位が高い方がいいのか。
それは、人生において自分の判断基準を形成するために必要な・・・・


（長くなるので以下略）


私は授業が楽しくて楽しくて塾が結構好きです。
あー、今日もいい話をしたなぁ。



（そうでもない）