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TOP  >  TOPブログ  >  なかしゃん  >  つれづれ  >  暗記の味付け(*´∀`)

なかしゃん さんの日記

 
2019
6月 23
(日)
01:43
暗記の味付け(*´∀`)
本文
先日の授業前のこと。
Kっこー先生がスイッチ入ってめっちゃ攻撃色を出してやる気満々だと聞きました。
これはおもしろくなりそうだな。
しめしめ・・・・。
よし!みんなに連絡だ!
ということで教室に直行。


なかしゃん:「おーい、みんながうるさかったらKっこー先生が怒ってくれるってよ!」


私が有益な情報を提供したのに、生徒の顔が曇っていた。
そりゃそうだ、誰も怒られたくないだろう。
でもさ、絶対誰か怒られるで。


生徒:「隣のクラスがKっこー先生に怒られているのを聞いただけでビビる・・・」

なかしゃん:「わかるぅぅぅ!」


泣く子も黙る雷には他の先生もビビりますからね。


定期テスト期間にちんたらちんたらやっている生徒の目が覚める瞬間を待っている国語担当のなかしゃんです。
こんにちは。
「ちんたら」とは「ぐだぐだ」とか「くずぐず」っていう否定的な意味です。




今日のテストは学校の定期テストの出題範囲の「枕草子」。
先週、暗記してないと合格できないよと予告しておいたにもかかわらず、生徒が覚えてきてない。
クラス全員不合格。
何やってんのよ・・・。


なかしゃん:「不合格者は再テスト。合格するまで再テストするから」


それを聞いた生徒の反応が「何回かやればいいだけか」みたいなゆるさ。
そんな甘いもんじゃないですよ。


なかしゃん:「次の再テストで不合格だったら、次は椅子を机にしてテストを受けてもらいます。それで合格できない人は、次では床で書いてもらいます」

生徒:「床!?それでも合格できなかったらどうするんですか?」

なかしゃん:「そうだな・・・教室の外でやってもらうわ」

生徒:「えー!?外はヤバい!嫌だ!」


ようやく火をついたようです。
覚えようと集中しています。


次のテストで合格者なし。
よって椅子を机にテストしました。

また次のテストでも合格者なし。
おしいねー。
よって床でテストを受けてもらいました。


なかしゃん:「もうあとがないよ〜。次のテストは外だからな〜」←悪魔の微笑みとともに。


春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは、すこしあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。


たとえ「平安時代の人の個人的感想なんか知らんがな」と思ってしまっても、テスト範囲だったら覚えなきゃならない。
暗記するとき、なにか刺激が付け加わって覚えると思い出しやすくなります。
結局、学校の定期テストの時に「あ、これ、あのとき椅子の上で覚えたやつだ」と思い出せればいいわけですから、どこでどんな格好して覚えてもいいんですよ。


生徒:「なんか、これってテレビでやってる芸能人の格付けみたいだな」←けっこう楽しんでる


床テストではなんとか全員合格して教室外に追い出される生徒はなかった。
よかったねぇ。
学校の本番のテストではちゃんと思い出せるからがんばれよー!



【注】
テストのやり直しをいつもこんなやり方でやっているわけではありません。
クラスの理解度や雰囲気によって変えています。
「頭に残る勉強法」がモットーですから。
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