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dai さんの日記

 
2019
4月 8
(月)
00:26
春期授業と4月実力テストを振り返る
本文
昔の教え子で、中3時1学期の実力テストは250点ほどだったが夏前に塾の門をたたき、急成長した子がいた。東大津では常にトップ5をキープし、浪人したものの医学部医学科へ進学した。高3までずっと見ていたが、現役では滋賀医大に惜しくも蹴られ(東大津で約1枠ある地元枠をもらった=面接通ったのにセンター試験がわずかに足らなかった)痛恨の極みであった。

その子は中2までは全く勉強してなかったそうだが、夏期講習中はほぼ毎日塾に来て理科や数学、英語について私を質問攻めにした。

それくらいやれば何とかなることもある、という例である。彼には素質と聞く耳があったのだ。中2までサボっていた人が変身するのは容易なことではない。教務に当たって、これまで上手くいかなかった例もたくさん見てきたことを肝に銘じておかねばなるまい。


『評論入門のための高校入試国語』 石原千秋  NHKブックス

その彼の2つ下の学年から上位クラスでこっそり中3国語のネタに使っていたのが上記の本である。初版は2007年、ずいぶん時が経ってしまった。当時とは高校入試の国語の傾向もずいぶん変わったように思えるが、評論文の読解問題で要求されている能力は変わっていないだろう。つまり文章中に書かれた事実(それが真実である保証はない!)と意見を、文章に書いてある通りに受け止める、ということだ。自分の意見を持とうにも(自我が育つ中学校高学年くらいから徐々に訓練する)、まずそれができないと議論が成立しないからである。

各章2問ずつ、計16問の高校入試問題が紹介されている。たとえば第1章「自己」では鷲田清和(宮城県2002)、内田樹(東海高校2003)が扱われている。当時は内田樹っていいこと言うなあ、と思っていたんだけどな…。ま、ここでは深入りしないでおこう。


さて授業の時間だ。
春期講習は先生方の都合でいろんなクラスのいろんな教科を受け持った。私はよく言えば小学生から高校生まで全科目どこでも守れるユーティリティプレイヤー、悪く言えばなんでも中途半端にこなせる人である。

学習コース小6、意欲がよい。100分の授業時間なのに120分以上塾で勉強している。なにより素直な知的好奇心を見せてくれるのがうれしい。何人かは現膳所クラスの子らより伸びしろがありそう。

栗東草津中1。最初の実力テストの理・社について一切結果は気にしなくていいよ。たとえば徳川家康を知らない子が、あのテストで良い点が取れるはずがない。理社は中学の授業を大切にしてしっかりついていけば高校入試は大丈夫。どのみち全部やるから。

3教室で(全クラスではない)中2理科を見た。大将軍Tは総じて意欲あるクラス。理科の平均点はグリーンヒルZに負けないかもしれない。栗東草津Sも理科だけなら実質Tと言っても過言ではない。4月の実力テストは平均85点前後行きそう。(全国平均が60点くらいになりそうなやさしい問題だったが…)

グリーンヒルは3年理科も見た。春期講習ではイオンの単元を一回りしたのだがZはほぼ基本をマスターした感じ。この点Tはまだまだかもしれない。4回目の授業の確認テストでは酸・アルカリの計算問題を入れてみたが、Zのみんなはさくっと正解していた。あの質と量を70分で完結できるのだから偉い!


おしらせ
1学期
月(全日)・火(夜)は栗東草津。
火(小学生)・木(全日)・金(6Z理科)・土(夜)はグリーンヒル。
水(全日)・金(夜)は大将軍で授業を担当します。
よろしくお願いします。


小学生学習コース受講者募集中。

週2回各100分と小学生にとっては少し長めですが、通っているお子さん方は(少なくとも私のクラスでは)あまり時間の長さを感じてない模様。楽しく、勉強のキホン(学習姿勢・習慣)(注1)を身につけませんか。どうぞお気軽に0120−78−5818までお問い合わせください。
(グリーンヒルの膳所コースは満席間近です)

注1:前回記事「Longingを弾いてみた」、「マリーゴールド」参照
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