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dai さんの日記
2019
3月
16
(土)
16:06
本文
あらためて、お知らせ
トップ進学ゼミ栗東草津校卒塾式 3月18日 午後2時〜午後4時30分ごろ
と言っても一切堅苦しいことはしません。茶話会&スタディポイント交換会です。
お気軽に参加してください。
また、春休み期間中の卒塾生(新高1、高2、高3生)の自習室利用OKです。
とくに膳所は文献の講読&レポートがあると思います。どうぞふるって利用してください。
(利用可能な時間などは教室内掲示でお知らせします)
『英文法基礎10題ドリル』 田中健一 駿台文庫
ぼんやりとええ大学へ(注1)、と考えている卒業した中3生が春休み中緩めずにやっておきたいのは英語である。塾で使っていた英単語トレーニングの十段までの語彙はキープしておきたい。速読英単語の入門編の前半くらいの語彙はあると思う。
あとは文法。文法は手段であって目的ではない。無意識のレベルで名詞、動詞、形容詞、副詞の4つくらいが判別でき、語句をカタマリとしてとらえられるようになると、高校以降の英語はずいぶんやりやすい。
どれが主語でどれが述語(動詞)か。目的語や補語があるか。修飾語のカタマリはどれで、どの部分を修飾しているのか(単純に名詞を修飾していればそれは形容詞句(節)であり、動詞を修飾していれば副詞句(節)というていどでOK)。高校段階の早いうちに、無意識に出来るようになっておきたい。
コミュ英(注2)で複雑な文章が出てきても、単語の意味さえ辞書で確認すれば読めるぞ、という状態になっていれば、日頃の予習復習はぐんと楽になる。逆にそれがおぼつかない状態だと、進度の速さに置いてけぼりを食らい、高校生活が楽しくなくなる。
上記の問題集は大学受験用だが、県トップ校や私立でそれに準じたクラスに在籍し、3年後はぜひええ大学へ、と考えている皆さんにお勧め。第1章の文型だけでも春休みに一回りしておくと、高校に入ってからの出来が全然違うと思う。
思い返せば私の中学時代、英語はしょぼかった。中3の府立高校模試で、偏差値49とかもらっていたのだ。卒塾生の皆さんなら、「12月最後の実践講座の偏差値が49だった」といえばテストのレベルと出来のヤバさが想像できると思う。
というわけでそこそこ進学校の私立高校(注3)に進学したのだが、高校3年間の間に大学入試でまともに戦える程度に英語の学力(注4)は身に付いていた。高1の早い段階で文型をとらえて文構造をしっかり追えるよう鍛えられていたのだ。遅れて語彙が伴ってくると、英語は特別苦手科目ではなくなっていた。
「膳所余裕〜」と調子に乗っているが、実は英語がガタガタだったという人は結構いる。今まで暗記で何とかなってきて、しかもその自覚が薄い人だ。高1の2学期くらいでたぶん詰む。
残念ながら第一志望の公立に行けなかった人(年明けてから志望を下げた人も含む)で、3年後の捲土重来を期す人は、とくに中2で学習する文法単元(不定詞とか)や関係代名詞あたりであやしくなって英語がアップアップになっていた人は、この機会に文法を見直してみよう。名詞、動詞、形容詞、副詞の見分けがつき、5文型のとり方を理解したうえで再整理できれば、暗記で負けたとしても総合力で勝てるぞ。(そのためにもそれが怪しい卒塾生は1回でも2回でも自習に来てくれれば…)
注1:東大・京大はじめ旧帝大。神戸や大阪市大・府大、あるいは早慶上智明治青山立教中央法政・関学関大同志社立命など。膳所守山石山に行けたらなんとなく行けるぐらいに思っている人が少なくないけれど、野球で言ったら地方予選と甲子園くらい違いがあるから。
注2:私の頃は英語1(R)ですね。
注3:滋賀県内ではありません。わが出身高校はサンデー毎日によると2,019年京大2人(前期)だそうで、レベルは察していただけたら。
注4:高1で3(通知表10段階)→7(高2)→10(高3の1学期)。結果、センター試験の長文でだいたい満点、京大の2次で90点越え(150点満点)。
トップ進学ゼミ栗東草津校卒塾式 3月18日 午後2時〜午後4時30分ごろ
と言っても一切堅苦しいことはしません。茶話会&スタディポイント交換会です。
お気軽に参加してください。
また、春休み期間中の卒塾生(新高1、高2、高3生)の自習室利用OKです。
とくに膳所は文献の講読&レポートがあると思います。どうぞふるって利用してください。
(利用可能な時間などは教室内掲示でお知らせします)
『英文法基礎10題ドリル』 田中健一 駿台文庫
ぼんやりとええ大学へ(注1)、と考えている卒業した中3生が春休み中緩めずにやっておきたいのは英語である。塾で使っていた英単語トレーニングの十段までの語彙はキープしておきたい。速読英単語の入門編の前半くらいの語彙はあると思う。
あとは文法。文法は手段であって目的ではない。無意識のレベルで名詞、動詞、形容詞、副詞の4つくらいが判別でき、語句をカタマリとしてとらえられるようになると、高校以降の英語はずいぶんやりやすい。
どれが主語でどれが述語(動詞)か。目的語や補語があるか。修飾語のカタマリはどれで、どの部分を修飾しているのか(単純に名詞を修飾していればそれは形容詞句(節)であり、動詞を修飾していれば副詞句(節)というていどでOK)。高校段階の早いうちに、無意識に出来るようになっておきたい。
コミュ英(注2)で複雑な文章が出てきても、単語の意味さえ辞書で確認すれば読めるぞ、という状態になっていれば、日頃の予習復習はぐんと楽になる。逆にそれがおぼつかない状態だと、進度の速さに置いてけぼりを食らい、高校生活が楽しくなくなる。
上記の問題集は大学受験用だが、県トップ校や私立でそれに準じたクラスに在籍し、3年後はぜひええ大学へ、と考えている皆さんにお勧め。第1章の文型だけでも春休みに一回りしておくと、高校に入ってからの出来が全然違うと思う。
思い返せば私の中学時代、英語はしょぼかった。中3の府立高校模試で、偏差値49とかもらっていたのだ。卒塾生の皆さんなら、「12月最後の実践講座の偏差値が49だった」といえばテストのレベルと出来のヤバさが想像できると思う。
というわけでそこそこ進学校の私立高校(注3)に進学したのだが、高校3年間の間に大学入試でまともに戦える程度に英語の学力(注4)は身に付いていた。高1の早い段階で文型をとらえて文構造をしっかり追えるよう鍛えられていたのだ。遅れて語彙が伴ってくると、英語は特別苦手科目ではなくなっていた。
「膳所余裕〜」と調子に乗っているが、実は英語がガタガタだったという人は結構いる。今まで暗記で何とかなってきて、しかもその自覚が薄い人だ。高1の2学期くらいでたぶん詰む。
残念ながら第一志望の公立に行けなかった人(年明けてから志望を下げた人も含む)で、3年後の捲土重来を期す人は、とくに中2で学習する文法単元(不定詞とか)や関係代名詞あたりであやしくなって英語がアップアップになっていた人は、この機会に文法を見直してみよう。名詞、動詞、形容詞、副詞の見分けがつき、5文型のとり方を理解したうえで再整理できれば、暗記で負けたとしても総合力で勝てるぞ。(そのためにもそれが怪しい卒塾生は1回でも2回でも自習に来てくれれば…)
注1:東大・京大はじめ旧帝大。神戸や大阪市大・府大、あるいは早慶上智明治青山立教中央法政・関学関大同志社立命など。膳所守山石山に行けたらなんとなく行けるぐらいに思っている人が少なくないけれど、野球で言ったら地方予選と甲子園くらい違いがあるから。
注2:私の頃は英語1(R)ですね。
注3:滋賀県内ではありません。わが出身高校はサンデー毎日によると2,019年京大2人(前期)だそうで、レベルは察していただけたら。
注4:高1で3(通知表10段階)→7(高2)→10(高3の1学期)。結果、センター試験の長文でだいたい満点、京大の2次で90点越え(150点満点)。
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