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dai さんの日記

 
2018
10月 25
(木)
22:57
ほっかいどうっ
本文
『神さまたちの遊ぶ庭』 宮下奈都 光文社文庫


北海道の山奥へ一家で移住した1年間を綴ったエッセイ。これを読むと北海道に行きたくなる。号泣することはないが、じんわり涙が出ること請け合い。ちなみに一家の長男は中3、受験生である。名作『羊と鋼の森』の生きる力と優しさは、北海道の森の中で生まれたのだなあ、と納得。

思えば大学を決める高3生の頃、北海道にあこがれていた。某予備校の北大模試も受けに行ったし、センター試験が終わった後で北海道大学と小樽商科大学の願書を取り寄せたくらいだ。特に後期入試、小樽商科大学と信州大学で出願締切ギリギリまで迷ったのだ。
親(特に母親)も結構乗り気だった。冬を越せるかどうか心配で、結局妥協のうえ提出したのは京都大学と信州大学だったが…(国公立現役シバリ)。担任に信州大学に出願した旨告げると、長野は寒いぞ〜、とだけ返された。北海道の方がもっと寒い。

結局北海道には生涯でのべ2週間だけ滞在している。素晴らしき日々だった。ただし旅先だからよかったのであって、住むとなるとどうなのだろう。めぐりめぐって生まれ故郷の滋賀が住むには一番だ。


話は変わるが、りつくさ中1、数学が心配だ。思考に粘り強さがたりない。比例反比例でまたまた壁に当たっているようだ。方程式もなんだかんだで克服しつつあるし、時間が解決してくれるようには思うが…

GH2Z数学、三角形の証明が一通り終わった。シンプルな三段論法なら、すらすら使えるようになっている。今週から2人クラスが上がって合流してきたが、三段論法が書けるようにさえなれば、何とかついていけるだろう。最初の2回くらいがしんどいと思うが、頑張って定着してほしい。そして膳所高へ進むのだ。


GH3Z数学で、京大の問題をひとつ、考えてもらった。とある整式の式の値が素数になるときのnの値を求めなさい、という問題である。
中学生の持っている技術でどないかなると、早合点して出したのだが、解説としてみんなの前で解きなおしてみると、1箇所3次式の因数分解に高校で習う因数定理(数学?)が必要な場面が出てきてしまった。
まあ、どのみち因数定理なんてあてずっぽうでやるものだから(定数項が+2だったから±1、±2のどれかでビンゴだろう、という誘導はした)やってやれんことはないだろうが、少々無茶振りだった。申し訳ない。
膳所高で3年間勉強したら余裕でできるようになりそうやろ、とコメントした(本問のポイントは試行錯誤をした結果、「式の値は3の倍数、よって素数は3しかありえない」と仮説を立てられるかどうかにあると思う。その意味ではクラスの何人かがいいところまで行っていた)。
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