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dai さんの日記

 
2018
10月 18
(木)
18:26
マニーの話…にのっかる
本文
『2月の勝者(絶対合格の教室)』 高瀬志帆 小学館   


 私のSNSのタイムライン(全国各地の塾の先生方が多い)でよく話題に上がるマンガを本棚にこそっとおいてみた。首都圏で中学受験を目指す塾の新任の先生が主人公である。その塾の新校長は、「受験塾(ここ)は子どもの将来を売る場所です」と言い切り、手練手管を駆使して生徒全員を第一志望に合格させる(させたとは言っていない)。
 塾業界の裏側がよくわかる。業界の端くれとしては、これくらいのことは普通にするよね、と思うこともあるし、いっぽうでそこまでやるか、と思うことも出てくる。どちらかといえば保護者の皆さんに目を通していただきたい。

 それにしても中学受験をガチでやるとなると、けっこうな金額がかかるよなあ。小6の1年間で、普通にウチの中3生(夏期講習や実践講座、直前講習なども全部入れて)の倍以上かかる。ウチの膳所コース小6と比べたらざっと4倍ほどだ(ウチが安いとは言ってない)。
(基本的にウチは明朗会計なのでお気軽にお問い合わせください)


 その6Z,理科は宇宙の話が佳境に入ってきた。光る星座早見表(その機能、教室の中では無意味だが)やビーチボールの地球儀が活躍する。月の見え方は学校で実験したというから実演は時間の都合で省略したが、そうすると月の見え方のテストはもう一つだった。今日はほぼ上弦の月だからどのへんに見えるか見ておいて、と言ったがはたして。(来週だと満月に近い)。
 6Z算数も佳境。面積比をやっている。じつは同じような問題を中3生も四苦八苦してやっているのだ。というよりも初等幾何のジャンル、高校受験向きのをやりつくして、もっと骨のあるものを、となれば中学受験の問題がトレーニングに最適なのだ。もちろん中3はπや√を使って考えてよい。去年の東大寺中の正六角形の問題など神問だと思う。
 いっぽうで去年の洛南中みたいに(洛南の図形の問題はおととしまで割とオーソドックスな問題が出ていたという印象がある)こんなん誰が思いつくねん、という見えない正三角形を書き足して求める角度の問題が出ていたりする(ラングレー問題ともまた違う構図)。ためしに、と2Zの角度の確認テストにしれっと入れてみたがほとんど全滅だった(十分に試行錯誤するには少々時間がタイトだし、そういうアイディアをちゃんと教えているわけでもない―中2には証明の書き方など優先順位の高いことがいっぱいある―から当然だ)。

 中学受験専門職の方々はあれをどうやって小学生に仕込んでいるのだろう。そもそも洛南中入試でどれくらいの子があれを正解できていたのだろうか。とっても気になる。

*ここで紹介した問題についてはdaiまでお問い合わせください。いろいろな権利関係上(いちいち許可とるのがめんどくさいだけ…)ここに貼りつけるのは憚られるので。
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