@
なかしゃん さんの日記
2018
10月
13
(土)
03:56
本文
中間テストの結果を報告に来てくれる生徒がいる。
生徒:「先生、国語のテストできてました!」
そういう知らせはやっぱりうれしいですよね。
定期テストは、学校の先生の方針によって難易度を上げる学校があり、高得点を取るのは難しいのですが、その中で点数を取れるのはがんばっている証拠でしょう。
点数がとれるかどうかは勉強時間の長さ、そして、ちゃんと解説まで読んでいるかどうかで差が出ます。正解の根拠を明らかにせずに丸暗記では記述の問題に対応できないからです。
生徒:「答え合わせをするけど、解説は読んでない」
これでいいか?
よくないYO!ちゃんと読みなさいYO!
読んでどうしてもわからなかったら質問してYO!
話しかけれられ待ちの国語担当のなかしゃんです。
こんにちは。
集中している生徒の姿を見ると話しかけたくてうずうずします。
(邪魔すんな)
昨日、家の周りの草取りをしました。
タンポポが咲いていましたが、雑草ですから躊躇なく処分。
・・・え?たんぽぽ?
今、10月なんだけど・・・秋に咲くの?
やべぇ・・・
「蒲公英は(たんぽぽ)は春に咲くので春の季語です!」
って授業でめっちゃ自信満々にしゃべってたのに・・・。(汗)
調べてみたら、西洋タンポポという種類は秋に咲くらしい。
日本産のたんぽぽは春に咲くものだということだ。
ふー、よかった。やっぱり間違ってなかった。
現代はいろんなものが季節感なくなってますね。
夏野菜と呼ばれるレタスやキュウリは年がら年中スーパーで見かけます。
菊は秋の花なのですが、電照菊が栽培されていてこちらもいつもあります。
季語のルールってもう季語じゃなくて、死語じゃないかと思うくらい。
それでも国語の知識として学ぶというのは「昔の日本人の心(季節に対する感性)」を知ることによって、教養を身につけるってことかしら?
「タンポポが咲いているわ。春になったのね。うふふ。うれしいわ」
まあ、そういうものの考え方ができるってある意味幸せだよなとは思う。
今よりずっと日常の刺激が少なかった時代において、小さな変化に気づき、それに対して心が動くって、なんかホント昔の人って繊細だなと思う。
昔の人が現代に来ちゃったら、刺激がありすぎてストレスとかですぐ死にそう。(笑)
あー、でも逆にさ、戦国時代みたいに人生の先に生きるか死ぬかを突きつけられ続ける時代に生きてる人にとっては、現代は「ぬるい」と感じるんだろうな。
「おぬし、なにゆえ無為に日々を過ごすのじゃ?明日をも知れぬ己の命を無駄にするでないわ!」
生きることに対する意識レベルがハンパなさそう。
それくらい生きることにピリピリしていたからこそ、茶の湯の世界の静寂さを求めた部分もあるんだろうな。
現代人も昔の人に学べることがあると思う。
繊細な気持ちで幸せを感じることとか、ストレスフルの中で自分を癒すこととか。
そういうのってテストに出ないことだけれど、生きていく上では必要な技術だってこともあるんだよな。
あ。
ぼーっとしてたら日が暮れちゃう。
草取りしながらとりとめもなく考えてしまう秋の午後。
生徒:「先生、国語のテストできてました!」
そういう知らせはやっぱりうれしいですよね。
定期テストは、学校の先生の方針によって難易度を上げる学校があり、高得点を取るのは難しいのですが、その中で点数を取れるのはがんばっている証拠でしょう。
点数がとれるかどうかは勉強時間の長さ、そして、ちゃんと解説まで読んでいるかどうかで差が出ます。正解の根拠を明らかにせずに丸暗記では記述の問題に対応できないからです。
生徒:「答え合わせをするけど、解説は読んでない」
これでいいか?
よくないYO!ちゃんと読みなさいYO!
読んでどうしてもわからなかったら質問してYO!
話しかけれられ待ちの国語担当のなかしゃんです。
こんにちは。
集中している生徒の姿を見ると話しかけたくてうずうずします。
(邪魔すんな)
昨日、家の周りの草取りをしました。
タンポポが咲いていましたが、雑草ですから躊躇なく処分。
・・・え?たんぽぽ?
今、10月なんだけど・・・秋に咲くの?
やべぇ・・・
「蒲公英は(たんぽぽ)は春に咲くので春の季語です!」
って授業でめっちゃ自信満々にしゃべってたのに・・・。(汗)
調べてみたら、西洋タンポポという種類は秋に咲くらしい。
日本産のたんぽぽは春に咲くものだということだ。
ふー、よかった。やっぱり間違ってなかった。
現代はいろんなものが季節感なくなってますね。
夏野菜と呼ばれるレタスやキュウリは年がら年中スーパーで見かけます。
菊は秋の花なのですが、電照菊が栽培されていてこちらもいつもあります。
季語のルールってもう季語じゃなくて、死語じゃないかと思うくらい。
それでも国語の知識として学ぶというのは「昔の日本人の心(季節に対する感性)」を知ることによって、教養を身につけるってことかしら?
「タンポポが咲いているわ。春になったのね。うふふ。うれしいわ」
まあ、そういうものの考え方ができるってある意味幸せだよなとは思う。
今よりずっと日常の刺激が少なかった時代において、小さな変化に気づき、それに対して心が動くって、なんかホント昔の人って繊細だなと思う。
昔の人が現代に来ちゃったら、刺激がありすぎてストレスとかですぐ死にそう。(笑)
あー、でも逆にさ、戦国時代みたいに人生の先に生きるか死ぬかを突きつけられ続ける時代に生きてる人にとっては、現代は「ぬるい」と感じるんだろうな。
「おぬし、なにゆえ無為に日々を過ごすのじゃ?明日をも知れぬ己の命を無駄にするでないわ!」
生きることに対する意識レベルがハンパなさそう。
それくらい生きることにピリピリしていたからこそ、茶の湯の世界の静寂さを求めた部分もあるんだろうな。
現代人も昔の人に学べることがあると思う。
繊細な気持ちで幸せを感じることとか、ストレスフルの中で自分を癒すこととか。
そういうのってテストに出ないことだけれど、生きていく上では必要な技術だってこともあるんだよな。
あ。
ぼーっとしてたら日が暮れちゃう。
草取りしながらとりとめもなく考えてしまう秋の午後。
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